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「山口晃 前に下がる下を仰ぐ」@水戸芸術館に行ってきました。 生存されている現代画家の作品を見るの久しぶり。 作品を見る順序まで作家のこだわりがあり、入場とともに 作品を遠目に見ながら奥の部屋まで行き、紙ツイッターや 食事日記、奥様との絵日記など、まずは作家の日常を体感。 電柱が美術館の中に組まれている不思議。 この第3室だけは写真OK。最近はSNSの広告効果を狙ってか フラッシュ・三脚を使わなければ撮影OKな博物館が増えてきましたね。 先日、歴博で写真撮ってたら「写真撮って良いの?」と年配の方に 批判的に注意されましたが・・・看板見てから言って欲しいな。 電柱絵の中に犬散歩があり、このコンパクトさが好き♪ 「Tokio山水(東京圖2012)」 の一部分 ⇒Pen onlineより画像をお借りしてます 「東京圖」の細かさはとにかくすごい!皇居の隣にお城があったり 現在の東京と想像図が絶妙に混在していて、隅から隅まで眺めてしまう。 ちょっと離れると本当に東京を俯瞰から見てるような錯覚も。 「皇居」「都庁」のように名所が札書きされている中に 「バスでゆくとお尻がキュとなる坂」なるものもw 漫画的な作品もあり、「数年が立ち」では数年と顔に書かれた人が 椅子から立ち上ろうとしてるコマがあったりと、遊び心も楽しい。 日曜美術館で展覧会が始まっても作品制作を継続してる姿が 紹介されてましたが、未完→完成の過程を見れるのも 今を生きている画家だからこそ。これからも作品を見ていきたいです。
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