テーマ:鉄道雑談(1537)
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来春の3月16日に現在終着の石川県金沢から福井県敦賀への延伸開業に準備中の北陸新幹線はいつの間にか敦賀迄の延伸区間の軌道の設置も既に完了していて、この日新幹線検測車の「イーストアイ」による軌道設備を点検する為の試運転が金沢—敦賀間で行われた。金沢から敦賀へ向けて出発したイーストアイは真新しい高架橋のレールの上を時速35km~40kmで走行しながら・架線・架線・信号機等の設備を点検した。
敦賀への延伸開業により東京から福井へは最短で2時間51分で結ばれて福井県も首都圏からの日帰り圏内となる。既に敦賀駅の建設工事も進んでいるがこの先気になるのは敦賀ー新大阪間の延伸ルートがどこを通るのかというのと新大阪へ至る所要時間である。ちなみに今回の北陸新幹線は他の新幹線とは大きな違いが一つある。 それは走行区間が交流50ヘルツの東日本と交流60ヘルツの西日本の異なった周波数の設備を跨るので全車両が50Hz・60Hz両方の区間走行出来る様に車上切り替えに対応可能になっている。これに対して同様に50Hz・60Hzの両区間を跨ぐ東海道新幹線は開業当時にはこれだけの新幹線のルート拡大を予想していなかったのか、交流50Hzの静岡以東の区間の新幹線の設備を60Hzに変換した為に東京駅構内ではすぐ隣にホームがあるのに東海道と他の新幹線のレールが繋げないので必ず東京駅では一旦下車して階段を上り下りして乗り換えを余儀なくされている。 この問題を解消するには唯一思い付くのはJR東海とJR西日本には負担が掛かるが今後の新造車両は全て50Hz・60Hz車上切り替えの対応可能な車両にする事と、現存の保有する車両を順次50Hz・60Hz車上切り替え対応に改造して全車両の改造完了にタイミングを合わせて静岡以東の東海道新幹線の設備を一斉に50Hzへ変換するのである。 さて何年か先には敦賀から新大阪へ延伸されて北陸新幹線が全線開通となり関西からも関東からも観光客をはじめとする人の流れが大きく変わると予想されるが、新幹線ば今後も西九州の鳥栖—武雄温泉間や北海道新幹線の函館北斗ー札幌摩なども延伸計画や延伸工事が進んでいて楽しみである。 「新幹線もこれだけ路線があちこちに広がって移動が益々便利になるのは有り難いけど、目的地に着くのが早過ぎて座席で駅弁とかサンドイッチをゆっくり味わえんのはちょっと味気無いなぁ。周波数の問題が早うクリアーされて東海道と他の新幹線のレールが繋がって欲しいもんやな、」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月25日 19時11分20秒
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