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この日の夕方いつものにテレビ大阪で放映の時代劇を観ていたら緊急速報のテロップが表示されて何か海外で地域紛争か大災害でも起こったのかと一瞬思ったが、画面に表示された文字を読んで「まさか、嘘やろ!」と思ってしまった。その字幕で伝えられたのは「歌手の谷村新司さん(74)が死去」というものであった。 谷村新司と言えば世間一般的には大阪の出身で桃山学院大学を経て堀内孝雄と矢沢透の3名でアリスを結成。アリスの全盛時に「冬の稲妻」や「チャンピオン」等のヒット曲を生み、作詞家及び作曲家としても才能を発揮して山口百恵に提供した「いい日旅立ち」や自ら歌った「昴」や加山雄三とのヂュエット曲「サライ」等数多くの歌をヒットさせたのはよく知られている。 ただ野球ファンの自分としてはこれだけは絶対に外せない1曲がある。それは春の選抜高校野球の開会式で平成4年の第64回大会迄歌われていた旧大会歌の「陽は舞いおどる甲子園」に代わる新たな大会歌を阿久悠と共にプロデュースした「今ありて」である。 新しい季節(とき)のはじめに新しい人が集いて 頬染める胸の高ぶり声高な夢の語らい ああ甲子園 草の芽燃え立ち 駆け巡る風は青春の息吹きか 今ありて未来も扉を開く 今ありて時代も連なり始める 踏みしめる土の饒舌幾万の人の想い出 情熱は過ぎてロマンに花ふぶく春に負けじと ああ甲子園 緑の山脈(やまなみ) たなびける雲は追いかける希望か 今ありて未来も扉を開く 今ありて時代も連なり始める 今ありて時代も連なり始める 以前の大会歌の「陽は舞いおどる甲子園」に比べて歌詞も曲調もソフトな感じで開会式で大会歌を 合唱している神戸山手女子高校の女子高生達の歌声とピッタリ合っていて聞き心地のいい曲に仕上がっている。 アリスとしてのグループ活動・作詞・作曲・ソロ歌手・山口百恵等への曲提供・センバツ高校野球の大会歌・小川知子や加山雄三に仲間由紀恵らとのデュエット曲と多岐に亘った音楽活動の他にも、ラジオのパーソナリティーでは関西出身らしいユーモアのある軽妙なトークは当時の毎日放送の夜の人気番組だった「MBSヤングタウン」でも関西のお笑い芸人を凌ぐ面白さであった。多彩な才能を功績を持って多くの素晴らしい功績を残した谷村新司に合掌! 「ミュージシャンとして多彩な功績を数多く残してラジオのパーソナリティーでも大阪人らしいノリで面白味のあるトークも、甲子園での『今ありて』の生の合唱を聞けんのは残念やなぁ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月25日 19時34分16秒
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