テーマ:ヴィッセル神戸(4948)
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0-0の引き分けに前日の新潟アルビレックスとの戦いで2位の横浜Fマリノスが0-0の引き分けとなり、目下首位のヴィッセル神戸のJ1リーグ戦初優勝の可能性が益々濃厚になって迎えた今季のノエビアスタジアム神戸でのホームゲーム最終戦の対名古屋グランパス戦は流石に優勝が懸かっているのもあって入場チケットは既に完売であったが幸いにもNHK総合テレビで地上波生中継のお陰でTV観戦が可能となった。
放送席には解説者でヴィッセル神戸のOBでもある姫路出身の播戸竜二と実況担当の酒井博司アナウンサー(NHK)が試合の展望を話している中ヴィッセル神戸のサポーター席から【神戸賛歌】「俺達のこの街に お前が生まれたあの日 どんなことがあっても 忘れはしない 共にきずつき 共に立ち上がり これからもずっと 歩んでゆこう 美しい港町 俺達は守りたい命ある限り 神戸を愛したい OH~・・・。」というサポーターの合唱が始まっていよいよ選手入場である。 神戸賛歌に続いてお馴染みの「パイレーツオブカリビアン」のテーマ曲が流れて入場した両イレブンが整列の後それぞれのエリアに陣取って名古屋グランパスのキックオフで始まった試合は開始早々の前半12分に大迫からのパスを受けた井出が先制ゴールを決めると、その僅か2分後に又も大迫が出したパスをゴール前に詰めていた武藤が蹴り込みヴィッセル神戸が早くも2点のリード。 いきなり2点のリードで楽勝ペースかと思われたが3位の座が懸かっている名古屋グランパスも簡単には引き下がらずに前半30分にキャスパー・ユンカーのループシュートで1点差に迫って来た。これ以降名古屋グランパスの攻撃が続き前半終了前にもキャスパー・ユンカーに攻め込まれて危うく難を逃れて2-1と1点リードで前半を終えた。 後半になるとボールの支配はほぼ名古屋グランパスのペースで何度もゴールキーパー前川の堅守で救われて終盤は防戦状態で、4分のアディショナルタイムが長く感じたが最後の試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に「勝った!遂に優勝したんや!」と球団創設以来初のリーグ戦でのヴィッセル神戸の優勝にジーンと来た。 NHKも流石にヴィッセル神戸の優勝という事で三木谷会長の胴上げ・サポーター席をバックの写真撮影・表彰式等が放送時間を延長して放映された。勝因としては大迫・武藤等の補強が成功したのとイニエスタの獲得により選手達に意識改革を齎してチームが大きく変貌してイニエスタが退団・帰国してからもイニエスタの教えを忘れずに戦い、特にここ数試合は優勝争いの対象の相手との直接対決が続いて絶対に負けられない厳しい状況下だったが、1つも負ける事無く僅差で勝ち抜いて勝ち点3を確実に積み上げた結果であった。 思い返せば球団のスタートの日の早朝にいきなり阪神・淡路大震災に出鼻を挫かれる事態に見舞われる異例の船出から、永島の引退→三浦カズの入団や三浦カズ→三浦アツといったキャプテンのリレー劇とか2度のJ2降格及び1年でのJ1再昇格等色々とあって3~4年前はシーズン終盤にはJ2降格の危機に晒されるのが常だったヴィッセル神戸が首位争いをするチームになったきっかけの天皇杯の優勝は大きい。 何はともあれ初優勝を成し遂げたヴィッセル神戸のイレブン・監督並びにコーチ・スタッフの皆さんヘ、「ヴィッセル神戸、優勝おめでとう!」 「シーズンの終わりの頃になったらJ1に残れるかとかJ2に降格は嫌やなぁと残留出来るかと気にしてたんが嘘みたいに今や優勝争いを勝ち抜ける強いチームになれたのもイニエスタのお陰やなぁ。ともかく『優勝したヴィッセル神戸におめでとう!これからもトモニイコウ!』やな。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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