ときたま日記

とりあえず、家族皆無事です。
ご心配のコメント下さり、ありがとうございました。

昨日は仕事が終わって、更衣室のある階まで、
他のパートさんとエレベータで上がり、下りた直後に地震でした。
少し遅かったら、閉じ込められていました（ーー;）。

東京育ちなので、多少の地震には慣れっこでしたが、
昨日のは、凄かったです。
更衣室はロッカーだらけで危ないので、廊下に出たのですが、
狭い廊下に並んでいたロッカーやシュレッターが幾つか倒れてきて、
古いビルなので、壁もひびが入ってボロボロ落ちて来ました。

前日卒業式を済ませた娘が、一人で家にいます。
慌てて電話すると、繋がったかと思うと切れてしまい、
それ以降は、誰にも通じませんでした。
ヒールの靴は、廊下で安定感が無く、まともに立っていられません。
更衣室に入ると、エアコンが落ちててビックリでした。

揺れが落ち着いたので、階段を下りて一階まで。
電車は止まっていたし、バスはいつも以上に時間通りではないだろうから、
一時間かけて歩いて帰る事にしました。

バイトが終わって、長男も家にいるかもしれないけど、
とにかく電話が通じません。
途中で、道が揺れました。
上を見ると、電線が大きく揺れていて、建物の壁があって、
安全な場所が無いんだな～って、思いました。
家族が心配で涙が出て来そうでしたが、とにかく歩きました。

暫くすると、バスが来たので乗りました。
バスに乗っていると、普通の街並が見えて、
何事も無いように感じるのですが、
バス停で降りる人は、皆降りた途端に駆け出すんです。
やっぱり家が心配なんですよね。

娘と長男は、家でけがも無く無事でした。
思わず娘を抱きしめちゃいました。
箪笥が随分動いていました。
娘が、背丈程もあるガラスのケースをずっと抑えてたみたいで、
申し訳なかったです。
次男は、自転車で学校から帰って来ました。
主人は、４時間かけて歩いて帰って来ました。（こういう方、多かった様です。）

長男の大学の友達が、九州から大学の傍のアパートに帰ってくる途中で、
電車が止まってしまい、昨日はネットカフェで夜を過ごした様です。
朝迎えに行き、夕方までうちにいたのですが、
アパートが心配だからと、夕方家を出て、電車の見合わせが続いていた中、
さっき着いたと連絡が来ました。（ホッとしました。）

２５階で働いていた友人は、吐いたり、具合が悪くなる人が沢山いたと言っていました。
大波に揺られているようだったと。
私の母も、心臓がばくばくして、具合が悪くなったと言っていました。

でも、私達は家族皆無事で、一緒にいられます。

津波のビデオをテレビで見る度に、何とも言えない気持ちになります。
揺れてる間、抗う事の出来ない悔しさを感じました。
家族に何かあったらという恐ろしさを感じました。

亡くなられた方々、ご冥福をお祈り致します。
被災された方、お見舞い申し上げます。

一ヶ月は余震が続くとの事、皆さん、気をつけてお過ごし下さい。