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カテゴリ:BOOK
『湖の民』として密かに不思議な力を持ち続ける、 日出一族と棗一族は、 長きに渡り、琵琶湖の傍に住む事で力を保ち続けていた。 日出涼介は、日出一族の特権で、 無試験で石走高校に入学し、 本家の御殿で世話になりながら、 その能力を開花していく修行を始める。 お洒落な朝食、豪華な弁当、 本家の長男淡十郎と、真っ赤な学ランを身に纏い、 船頭付きの船で高校に通う、なんとも現実離れした現実の毎日。 そして涼介は同級生、棗広海と出会う。 日出家と棗家の因縁は長く、 彼等が知り合う事で何かが起ころうかという時に、 この二つの家を潰そうとする者が現れる。 両家存亡の危機に、 涼介、淡十郎、広海、 そして淡十郎の姉清子が加わり、 この強敵に立ち向かおうとするが・・・。 偉大なるしゅららぼん / 万城目学 著 読み始めはまるで、 ハリーポッターのパクリの様で、 ま・・・・万城目さん、どうしたの? と思ったのですが、 読み進めていく内に、 万城目ワールドの痛快さが健在だった事に 安心していきました。 竹生島、湖西、マキノ・・・・ 琵琶湖を中心に物語が進むので、 滋賀県に住んでる方や、近辺の方には、 風景がイメージし易くて楽しいでしょうね。 高校生の少年の青い気持ちが 大きなものに向おうとする下り、 大切なものを守ろうとする下り、 そして、奪われた者が悲しみ怒る下りが、 相変わらず摩訶不思議な万城目ワールドの中で、 キラキラ輝いたり、せつなくさせたりします。 やっぱりこの人の話は、 重くはないけど、 色々と心の中に何かを残してくれます。 大好きです。 【送料無料】《本屋大賞2012 ノミネート作品》偉大なる、しゅららぼん [ 万城目学 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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