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カテゴリ:美術展
横浜で開催されているプーシキン美術館展に行ってきました。 一時中止になり、観る事はないと思っていましたので、 本当に行ける日を心待ちにしていました。 当日の横浜美術館の外には、ある程度の列が出来ていて、 館内は更にチケットを求める人が ぐるぐると長い列を作っていました。 前売り買っておいて良かった・・・・・・。 出展数は思ったより少なかったですが、 ロシアのプーシキン美術館が誇るコレクションだけに、 かなり見応えお得感があり、大満足でした。 その内の数点を・・・・・・。 ゴッホ/医師レーの肖像 耳切事件を起こしたゴッホが、 主治医に感謝の気持ちを込めて贈った絵。 ゴッホなりに明るい色彩を使っているのですが、 医師は気に入らず、この絵で壁の穴を塞いでいたそうです。 亡くなってから高値が付く彼の絵、彼の非遇な人生を表す、 哀し過ぎるエピソードです。 ピカソ/マジョルカ島の女 アングル/聖杯の前の聖母 ルノワール/ジャンヌ・サマリーの肖像 この絵が一番の目玉。 コメディー劇場で売れっ子女優だった ジャンヌ・サマリー。 先日の朝日新聞で特集ページがあり、 そこには、 赤ちゃん顔の彼女は、当時でいう美人ではなかった為、 女中役がほとんど。 尚且つ、当時印象派の画家に肖像画を描いてもらうのは 余程の変わり者だったとか。 (依頼主は、彼女本人なのかパトロンなのかは分かりませんが。) そしてこの可愛らしいピンクの背景も、 当時の肖像画からすると、かなり意表をついているらしいです。 確かに、この絵を初めて見た時は、 ごく最近の、パステルで描かれたイラストかと思ったくらいでした。 まさか今から130年もまえに描かれた物だなんて、 ルノワール、凄過ぎます。 PCの画像よりも実際の絵は、 ジャンヌの瞳がもっと夢見るように潤んでいて、 ドレスの色ももっと淡く可愛らしい青。 まだ20歳の可愛らしい彼女の笑顔を、 ずっと見続けていたくなる様な幸せな絵でした。 他にも、エドガー・ドガやドラクロア、マティス、ミレー等々、 1300円でこんなに見ちゃっていいのか!?と 思える程充実してました。 横浜が終わると、美術展は神戸で開催されます。 まだ行かれていない方、興味のある方、 是非観に行ってみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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