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2014.06.04
カテゴリ：美術展
とうとう梅雨入りをしたそうで、 関東も明日から梅雨入りだとか。 だったら布団を干さないと！ と思ったのですが、 布団干しは諦め、 今年に入ってから初めての美術館。  木梨憲武展に出掛けました。  とても楽しみにしてた割には、 最初のフロアで作品を見るにつけ、 誰かの模倣の様な既視感のある作品ばかりで、 完成度もどうなの？いいなぁ芸能人は。 なんて感想ばかりが浮かんで来たのですが、 ２つめのフロアに入った時から、 ノリさんの心の綺麗さ優しさみたいなものが感じられて、 一つの作品になるまでに積み上げられた一つ一つの物に、 ノリさんの丁寧さを感じました。 生きてきた世界も、カラフルな作品に多大に影響してるんでしょうね。 昔バイト先で、廊下の壁にバイト仲間と寄りかかって話してると、 目の前を白いスーツを来たとんねるずが 颯爽と歩いて行ったことがありました。 小柄と思ってたノリさんが、 意外と背が高くてカッコよかったんですよ。 美術展は、平日だけど人が多かったです。 結局木梨憲武展は、 何も考えず、素直に楽しむべき作品展でした。 せっかくだから恐竜の骨でも見て帰ろうかなと思ったのですが、 バルテュス展を梯子してきました。 あまり好きな画風ではありませんでした、 若い頃のバルテュスの絵は。 でも、晩年になるに連れ、 深みのある良い色の出し方がされていて、 絵って、人生の深みが出るんですね。 作品展の中で、 故バルテュスのアトリエがそのまま再現されていました。 日本人の奥様が、 彼のアトリエを日本で最初に再現出来る事が喜びであると同時に、 ずっと、生きていた頃のままにしていた彼のアトリエから、 彼の物を持ち出す事に少しためらいがあった と言う様なコメントを出されていて、 夫婦愛だな〜と、何とも心に響きました。   上野の美術館には割と来る方だけど、 西郷さんの銅像見るの久し振りです。 美術館を２つも回ると、足がヘロヘロ、 お腹も鳴っていました。  スペイン料理店で、サングリアとパエリアを頼みました。 前菜に、アスパラのスープ。 スープはちょっと変わった、苦みのある味でしたがクセになります。  パエリアは、もう一つかな〜。 でも、お腹いっぱい。 今週末は主人の運転で、 母を連れて、 静岡のクレマチスの丘に行くつもりなのですが、 クレマチスはもう、散ってるかも。 当日は雨の予報。 母も「遠いから、あなた達だけで行っておいで」と言ってきそうです。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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