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カテゴリ:美術展
6月の初めには終わってしまうミュシャ展。 前回の絵画教室の帰りに行って来ました。 エクセルシオールカフェのサラダプレートで ささっと腹ごしらえ。 地下鉄に乗って、乃木坂駅に降りると、 草間彌生展も開催中なので、 国立新美術館のチケット売り場は、そこそこの行列。 前もってチケット買っておいて良かった。 前回、ミュシャを観たのは、 娘が小学生の時、上野で。 その時は、 アールヌーボーを代表するイラストレーターとしての ミュシャ展でした。 今回は、スラヴ叙事詩という、 ミュシャが母国チェコで作成した、 20作もの連作。 美しい女性の絵がイメージのミュシャとは違う、 神秘的でありながら、 戦いの凄惨さ、虚しさ、多くの犠牲の中にも希望を感じる作品でした。 一枚一枚の絵が想像以上に大きく、まるで壁画。 圧巻でした。 依頼された絵を描く為に、 スラブ民族の調査にあたり、 自分と同じ民族の歴史を知り、 今まで、裕福層の為にばかり絵を描いてきた事を 後悔したそうです。←ミュシャ好きとしては、かなりショック。 作品完成までに十数年。 完成した頃には、スラブ叙事詩は、 時代遅れな絵とされ、 第二次世界大戦の時には、 ナチスの手に渡らぬ様に隠し守られ、 なかなか、不遇な作品だった様です。 ミュシャ自身もナチスに捕らわれ、 釈放後の数ヶ月後には亡くなっています。 チェコ国外で、展示されるのは、 かなり稀な事だとか。 よくこんな大きな作品を日本迄運んで来たものだと、感心します。 目の前にも、背後にも、 右にも左にも、 ぐるりとミュシャの大きな絵。 胸に迫るものがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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