林艮酔記　

きみ　別名きび，とうきび，もろこし，とうもろこし。
　北東北（青森・秋田・岩手），南北海道，および鳥取の一部
　での呼称。
　由来は「黍」であろうと思われるが，「黄身」あるいは「黄味」
　という説も捨てがたい。
　その呼び名は日本全国いろいろで，全部で250以上にもなる。
　用例：「きみ，け」「ん」
（和訳：「とうもろこし，食べて」「うん」）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　…反省堂「狭辞林」による

子供のころ，じいちゃんの家へいくと，
朝とってきた「きみ」が，おやつに出てきたものだ。
今でもスーパーで，葉っぱを被ってひげをいっぱいつけたのが並んでいると，
それを思い出して，思わず買ってしまう。

さて。
デザートにもなるくらいの，今どきの甘あまな「きみ」を食べながら，
何を飲みましょうや。

やっぱ，シャルドネでしょうかね。
あんまりふくよかそうな在庫はないので，
最新版，シモン・ビーズのＡＣブル白04。

ををっと，合成コルク！
思い切ったもんですな。

色は薄め，香りのボリューム小さめ，味わい控えめ。
全体的にスケールは小さい。
けれど，よくよく香ると，
例の麦焦がし（あるいは焦げパン）の香りもかすかにある気が。
いろんな要素が，少しずつそろっている。

こういうのは，化けるのかなぁ。

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ＡＯＣ：ブルゴーニュ
生産者：シモン・ビーズ
生産地：ブルゴーニュ
生産年：2004
ぶどう：シャルドネ
種類：白
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ちなみに，湘南ワインセラーさんによると，

＞今までは【ブルゴーニュ・ブラン・シャンプラン は、 ピノ・ブーロ
＞１００％又はシャルドネとブレンド】となっていましたが、シャンプラ
＞ンの区画から、ブルゴーニュ・シャルドネを造り、ラベルのデザインも
＞一新＜リニューアル＞されました。

＞このワインは、補糖も補酸もおこなわず、ステンレスタンクで発酵、熟
＞成し瓶詰めという、ドメーヌとしては初めての挑戦となる白で、ＳＯ２
＞も最小限に抑えた新しい試みだそうです。

だとのこと。
樽，使ってないんですか。
やっぱり早飲み用かな。