林艮酔記　

山から下りて，松本で一泊。
夕食は，縄手通りの路地を入った「橋倉」さんへ。

フランス料理とパスタがうまく，ワインもたくさんあって，
カウンターにはハモンセラーノが鎮座ましましている。
松本に寄るときは，たいていここで飲み，食べる。

向かう道々，何を飲むかを考える。

標高2000メートル以上でアルコール10％以上の酒を飲むと，頭が痛くなることが多いので，
高いところではもっぱらビール，または薄い水割りウイスキーと決めている。

唯一の例外は，北穂高岳（標高3106m）の山頂にある北穂小屋限定のワイン。
夕食のローストビーフ（ＢＳＥ騒動の後は，ポークソテーに変わってしまったが）に
とっても合って，めちゃめちゃうまいのである（下界で飲んでうまいかどうかは別だが）。
だが今回は，北穂に泊まる予定はないので，お土産に。

ともあれ３日ワインを飲んでないから，当然ワイン。
暑いからキリッと冷えた白もいいけど，
とりあえずスパークリングで潤わせておいて，やっぱりピノだな。

ＡＣルージュの手ごろなのを１本，料理はおまかせでお願いする。
出てきたのは，ショーヴネ・ショパンの04。

安い割に香りがいい。いろんな香りがとっかえひっかえ。
派手なつくりではないが，楽しめる。
それでもって，いろんな食べ物に合うのがいい。

ショパンさんは04もショパンさんであった。

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ＡＯＣ：ブルゴーニュ
生産者：ショーヴネ・ショパン
生産地：ブルゴーニュ
生産年：2004
ぶどう：ピノ・ノワール
種類：赤
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料理は，モッツァレッラとトマトのオードブル，くじらのタルタルステーキ，
エスカルゴと…何だっけ。骨付きラムの…何だっけ。
名前がよくわからん(^^;
パスタはジェノヴェーゼ。
バジルは自家製。そのほか，野菜各種もほとんど自家製。

いつもながら，ごちそう様でした。

（写真は「ワインマルシェまるやま」さんから拝借）