林艮酔記　

アルベール・モロ，ボーヌ1er。

ラベルは新しいようだが，
コルクの上面には黒カビがぎっしりで，いい感じ。
ラベルだけ最近貼った蔵出し？

思ったより果実の香りがたくさん。黒ベリー系の香りも。
それから，奈良漬と梅酢。それに，胡椒，キノコ，ゴムあるいは革。

色も（少しレンガがかってはいるが）思いのほか濃いし，
香りも意外とそれぞれ元気（言い換えると，まるくなってない）。

味わいは，甘さ控えめ。
酸味，タンニン，うまみ，ミネラルが，強く主張はしないものの，
それぞれしっかりしている。

２杯目になると，香りがだいぶ溶け合って，ミルクっぽさ，複雑さが出てきた。

おいしい。
けど，まだ早い？
少なくとも成人式まで，待つべきだったか。

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畑の名：ボーヌ・サン・ヴィーニュ
ＡＯＣ：ボーヌ・1er
生産者：アルベール・モロ
生産地：コート・ド・ボーヌ／ブルゴーニュ
生産年：1987
ぶどう：ピノ・ノワール
種類：赤
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食べたのは，
ほうれん草の卵炒め（塩＋胡椒＋醤油）。
冷や奴（削り節＋葱）。