林艮酔記　

くたびれて，フル飲めなくてハーフかな。
ハーフの在庫はこれ１本だったので，選択の余地なし。
…ルイ・ラトゥール，シャサーニュ・モンラッシェの赤。

ルイ・ラトゥールらしく，色は薄め。
ちょっとだけ黒っぽいけど透明感バリバリの赤の中に，
ほんの少し紫と，ほんの少しオレンジ。
きれいなゼリーの色みたい。

香りは，まずはアゲハの幼虫が好みそうな，ミカンか山椒の葉っぱ。
キュンとした酸の香り。黒系果実。ゴムあるいは革。
…時間が経つと，だんだん甘い香りがじんわり。

味わいは，酸味がメインだが，苦渋味も意外にしっかり。
あと，鉄分？
うまみも，見た目よりある。

同じシャサーニュ・モンラッシェでも，
こないだのギィ・アミオとは，ずいぶんちがう（あたりまえか）。

共通点は…「白より安い」

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ＡＯＣ：シャサーニュ・モンラッシェ
生産者：ルイ・ラトゥール
生産地：コート・ド・ボーヌ／ブルゴーニュ
生産年：2002
ぶどう：ピノ・ノワール
種類：赤
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食べたのは，
ブリの刺身（＋茗荷）
谷中生姜（＋味噌）
ナスとピーマンの炒め物（醤油味）
サーロイン・ステーキの似非イタリアン，レタス添え
（たたいたあと塩胡椒し，オリーブオイル＋にんにくで焼いて，
ミニトマトとバジルの葉っぱを放り込み，レモン汁をしぼって蒸し焼き）