林艮酔記　

天気予報は，基本的に信用していない。
天気図を見て，自分で予想した方がまし。

でも何より，自分の目で見て肌で感じるのがいちばん。
だから，山へ行こうと思うときは，
たとえ予報が悪天でも，
なるべく現地近くまで行って，
自分の目と肌で感じてから判断することにしている。

この間のお盆の台風は，
案の定，予報とちがう方角へ去って行った。
だが今回は，秋の台風
…これはだいたい予想通りに来ちゃうのである。

ただ，稜線と沢と岩場でなければ，多少の雨風でも大丈夫。
運がよければ，晴れたときよりずっとおもしろい
雲に出会えたりする。

ところが今回は，行く前に体が悲鳴をあげた。
疲れがたまっていたのが効いたようだ。

というわけで，予定変更，あえなく完全休養。
１日寝ていて，夜になってようやく，飲み食いする力も湧いてきたという次第。

で，やさしい味を期待して，レシュノーのアリゴテ。

アリゴテらしからぬ，ふくよかで甘やかな香り。
酸味も強すぎず，ほどほどでいい感じ。
うまみもけっこうたっぷり。
ミネラルと苦味が，ぴしっと引き締めている。
アルコール12.5%と低めなのもあって，すいすい。

ちなみに合成コルク。

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ＡＯＣ：ブルゴーニュ・アリゴテ
生産者：フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー
生産地：ブルゴーニュ
生産年：2004
ぶどう：アリゴテ
種類：白
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食べたのは
バチマグロの刺身
パンチェッタと茄子とトマトとピーマンのスパゲッティーニ（塩味＋パセリ）