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テーマ:今日のワイン(6041)
カテゴリ:ブルゴーニュ
名にし負うフィリップ・シャルロパン・パリゾ。
開けたては, 木の枝をぽきっと折ったときのような生木の香りと, ちょっとジュクジュクした下草のような臭いと, 歯茎がきゅんとするような酸の香りを感じる。 味わいは,りんごとすももの実と皮の味。 色も近頃の濃いブルと比べれば, けっして濃いほうではないが, 味はもっと薄味。 すっきりしていてあとくされは全くないが, まあそれだけ。 …と,思っていたのが1杯目。 ところが。 2杯目,3杯目と進むにしたがい, 香りも味も, 何もないかと思っていたところから, 手品のようにふくらんできたのである。 とくに香り。 芳醇というより妖艶。 思わず恍惚。 そして,舌触りはあくまで滑らか。 とんがったところが皆無。 果実味がどんどん膨らんでくる。 うまみもどんどん深まってくる。 キュートな酸味は一貫してる。 さすがと言うべきでありましょうか。 ---------------- ワインの名:キュヴェ・プレスティージュ AOC:ブルゴーニュ 生産者:フィリップ・シャルロパン・パリゾ 生産地:ブルゴーニュ 生産年:2004 ぶどう:ピノ・ノワール 種類:赤 ---------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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