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林艮酔記 

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2006年10月13日
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カテゴリ:山,あるいはGRD@山
槍穂稜線
槍穂稜線(10/9) 


連休中,北アルプスだけで8人の方が亡くなった。
思い出すのは,同じく10月上旬,立山で8人が亡くなった遭難事故。

その日,台風一過の晴天を期待して,涸沢へ行った。
案に相違して,大雪。
北穂へ足を伸ばすのはあきらめて,翌日下山。
駅の売店の新聞で,この事故を知った。

つい最近のことのような気がしていたが,調べてみたらなんと17年前。
(歳をとるわけだ…)
平成元年10月8日のことだった。

--------

ただ,そのときと今回とで大きく異なることがある。
それは遭難者の経験値。
立山の遭難は,全員が初心者だった。
今回はそうではないようだ。遭難した場所を見るだけでも,それはわかる。

ジャンダルム,前穂北尾根,そして白馬清水尾根。
(奥穂と小蓮華山の単独の方はよくわからないが)

いずれも難しく,体力と時間のかかることが明らかな稜線。
そこを登るということは,初心者では考えられない。

それなのに。
日が短い10月に,なぜそんなロングコースを登る計画を立てるのか?
登り始めの天候はどうだったのか? 
7日は低気圧通過直後のはず。最初よかったのが急変したとは思えない。
南岳小屋のHPを見ると,7日午前「雪」とある。少なくとも雨は降っていたはず。

経験豊かな判断とは,とうてい思えない。
この矛盾は,いったい何なのだろう…





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Last updated  2006年10月13日 11時51分34秒
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