林艮酔記　

11月に店じまいした寿司屋のたっつぁん。
運よく近所に手ごろな居抜きの店が見つかって，
12月15日，こぢんまりとリニューアル・オープンの運びとなった。

ただ，今度は寿司屋ではなく，
割烹，あるいは居酒屋（？）
ただ，ネタさえあれば，握ってはくれるはず。

で，私としては，
「ワイン置いてよね」というプレッシャーをかけるために，
新開店祝いとして，リーデルのワイングラスを贈ることにした。
（置き場所がないといけないので，一応本人のＯＫもとりつけて）


さて問題は，その後のワイン。
採算ベースを考えたら，安くてうまいやつでないといけない。
しかも和食に合うやつ。
それでもって，お客の精神的満足が得られるもの。

難題である。

とはいえ，赤で和食に合うといえば，
ピノ・ノワール以外に考えられない。
かといって，新世界ピノはブドウブドウしすぎている。
となれば，ブルゴーニュ。

ワインになれた人もそうでない人も唸るような，
安くてうまいブルゴーニュがあるだろうか…

というわけで，その候補のひとつが，このロブレ・モノ。
04はコストパフォーマンス高かった。でも，もう市場にない。
では05は？
というわけで開けてみた次第。

色は…むらさき。
濃い。

でも香りと味の印象は，04とさほど変わらない。

香りも味も値段もＯＫなんだけど，果たして一般受けするかなぁ…

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ＡＯＣ：ブルゴーニュ
生産者：ロブレ・モノ
生産地：ブルゴーニュ
生産年：2005
ぶどう：ピノ・ノワール
種類：赤
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白は，
ロワールあたりのソーヴィニヨン・ブラン（できればサンセール）
と言いたいところだけれど，
サンセールもロワールも，世間ではマイナーかしらん。

知名度もちがうし，
安くてうまいのもけっこうあるから，
やっぱり当面，白はシャブリかな。