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テーマ:山登りは楽しい(12253)
カテゴリ:山,あるいはGRD@山
赤岳天望荘は,強風を利用した風力発電が特徴的な,稜線上の小屋。
寒風で鼻水じゅるじゅるのまま「こんちは~」と戸をくぐり, 受付の前にアイゼンを脱ごうとすると, 「あ,大丈夫ですよ,アイゼンのままで」 なんてやさしいんだろう! たしかにその辺りの床は,頑丈にできている。 ちゃんと冬の客を慮って造られてるわけだ。 (小屋に入る前にアイゼンを脱いでください,という小屋がほとんど) この時点ですでに,天望荘ファン確定。 何はともあれ,部屋に入る前に,玄関ホール直結の食堂で一杯。 今回は,実験も兼ねて泡を1本…カヴァのベビー・ボトルを持って行ってみた。 持参したのはフレシネのコルドン・ネグロ。スーパーやコンビニで手に入り安いもの。 たしか1本\400ぐらい。下界でうまいと思った試しはないけど,まあ,実験だから… さて,凍ってるか,開けた途端に吹くか, とドキドキしながら開けてみると, 何も起こらない。ちと拍子抜け。 ふ~ん。ふつうに飲めるじゃん。 飲んでみると, うまい。しみわたる~~ ちなみに写真右のカップは,お茶やコーヒーが時間かまわず飲み放題, という魔法のカップ♪(自分で名前を記入) さて, 窓から外を眺めても,「あ~,曇ってきた…」 酔っ払い始めてもいるので,あっさり「夕焼けは,無理」と決めつける。 本音は,「もう今日は外へ出たくない」 で,まったり♪ そうこうするうち,5時半から晩御飯。 ブッフェ形式で,好きなものを好きなだけ。 座る席も,まったく自由。 いやあ,まず他にないす,こういうの。 メニューは,ビーフシチュー,ロールキャベツ,鶏の唐揚げ,ブロッコリ,茸の水煮,杏仁豆腐。 この他に,おでんと豚汁がついた。 いっぺんでは,盛りきれません(^^; (写真左上のカップは,お正月の振舞い酒) あわせて,小屋で売られていたワインを飲む。 カベルネ数種類の他,ローヌに,ヴァン・ド・ペイ・ドックに,ラ・キュヴェ・ミティークに… けっこういろいろ置いてあった。 今まで泊まった小屋の中では,圧倒的に最多。 その中から,バロン・フィリップ・ド・ロスシルド(/ロッチルド/ロートシルト) が南仏で造ったヴァン・ド・ペイ・ドックを選ぶ。 お値段\3,000。原価を考えると,下界の安レストランでも,もっとするんじゃないかな。 夏のシーズンは,カベルネ,ピノ,シラー(ズ),ジンファンデルの4種を揃えているらしい (赤ばっかし?) ちなみに小屋のご主人のいちばんの好みは,ジンファンデルなのだそうな。 さすがにボトル1本は(山では)多いので, 3分の1だけ飲み,残りはペットボトルに入れて持ち帰り。 さて,翌朝。 起きたらまわりはガスで真っ白。 あ~あ。 とりあえず7時から朝食。 これがまた…とりあえずご覧あれ。 うまかったのであります。 食後,せっかくだから,空身で赤岳頂上を目指す。 氷の粒が眼鏡にまとわりついて,あっというまに視界が真っ白。 しかたないので眼鏡をはずし,視力0.03の裸眼で勝負。 辛うじて見える踏み跡と以前の記憶をたよりに登る。 う~ん 頂上も,やっぱり真っ白… ま,これはこれでよし。 天望荘にとっても満足して,帰途に着いたのでありました。 【山行の参考】 赤岳天望荘8:00―赤岳頂上8:30着/8:40発―赤岳天望荘8:50着/9:00発―行者小屋9:30着/9:50発―美濃戸11:30着/11:45発―美濃戸口12:30 茅野駅行バス美濃戸口13:14発 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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