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林艮酔記 

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2007年01月05日
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カテゴリ:山,あるいはGRD@山
元旦,茅野からのバスの乗客は5人だけだった。

今晩の小屋は空いているだろう。
でも夕べの大晦日は,さぞかし混んだだろう…

実際,登る途中でたくさんの人とすれ違った。

不思議だったのは,
下ってくる人たちの中で,
アイゼンを履いている人が,あまりいないこと。

美濃戸口からの車道歩きでも,
車の重みでアイスバーンになった箇所があり,
こちとらは登りにもかかわらず,
さっさとアイゼンを履いている。

下りこそ,よく滑る。
それなのに,アイゼンを履いていない。

滑らないのなら,問題ない。
歩き方が,きっと私と違ってうまいのだろう
と思ってみるが…

ところがどっこい,
つるつる滑ってスッテンコロリンしているのである。

中には,
脱いだアイゼンを片手にぶら下げて,
私の目の前で滑って尻餅をついているオバサマがいた。
「アイゼン,つけた方がいいですよ~」
見かねて声をかけると,
「やっぱりそうかしらねぇ,もう,転ぶの三度目なのよ~」
…1度で学習しなさい(--;

新雪のやわらかい行者小屋から上よりも,
むしろ下の方が,雪が固くて滑りやすかった。
それなのに,

なぜアイゼンを履かない?

地面は全然出ていないから,
環境に配慮したわけでもあるまい。

履いた方が爪をひっかけて危ない,というんだったら,
冬山には来ない方がいい。

履かないとなったら,
団体さんは全員統一して履いていない。
技量はそれぞれ違うだろうに,なぜ統一?

謎である。

もうすぐ行者小屋.jpg
この単独のおじさまは,アイゼンを履いていた。





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Last updated  2007年01月06日 01時41分03秒
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