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カテゴリ:写真(機)&レンズもろもろ
相次ぐ新製品発表で巷は喧しいけれど,それとは無関係に,
キヤノンとニコンとペンタックスのデジイチを使った経験から, 「おすすめデジイチ」を考えてみた。 まずはキヤノン。EOS Kiss Digital X。 AFの速さと静かさは,キヤノンに一日の長がある。 最近でこそ,ニコンやシグマやペンタックスも 超音波モーター搭載のレンズをつくっているが, 以前はキヤノンの独壇場だった。 「とにかく写ってなければ話にならない」場合, 静かで速いAFは強い味方。 EOSはマウントの口径が大きく,フランジバックが短いので, マウントアダプターを介していろいろなレンズが使える,というのも魅力。 ただキスデジは,ファインダーの倍率が小さい(50mmで0.8倍)。 フィルム一眼はだいたい等倍だったから,それと比べると, まるで井戸の底を覗いているような感じがしていけない。 今度出る40Dなら,ファインダー倍率0.95倍なので,文句はない。 でも15万という値段は,やっぱり高いなあ… 次に,ニコンD40。 とにかく小さくて軽い。 体積も重量もキスデジとほとんど変わらないはずなのだけれど, グリップ部のつくりがいいせいか,さらに軽く感じる。 しかも,AF駆動モーターを省いたために, 古いニッコールがほとんど装着可能,というオマケがついた。 だから フルマニュアルで撮るなら, 使えるレンズはニコンのカメラの中で一番といっていいくらい多くなる。 たまたまウチに死蔵していたニッコールが結構あったので, それをデジタルで生かすのに,D40はちょうどよかった。 そのかわり, モーターを内蔵していないレンズでは,AFがはたらかない。 CPUを内蔵していないレンズでは,露出計さえはたらかない。 つまり, AF・AEで撮ろうと思うと,使えるレンズはかなり限定される。 もっとも,AF-S VR 18-200が1本あれば, あと必要なのはマクロと明るい単焦点ぐらいだろうから, ハンディとは言えないかもしれないが。 さて,ファインダーはというと,倍率は0.8倍だけれど, スコンと明るいのでキスデジより見えはいい。 AF測距点が3つしかないのを弱点とする人もあるが, いくつあったって必要な場所になければ結局AFロックするしかないので, 弱点にはならない。 画素数も,600万あれば十分。 余裕があるので却って高感度でノイズが出にくいというオマケつき。 そしてペンタックスK10D。 AF以外は,最強だろう。 ファインダー倍率は高いし(0.95倍),MFでピントを合わせやすいし, ハイパーマニュアルはとっても使えるアイデアだし, ダイヤルが二つあるし, ほとんどの機能を好みにカスタマイズできるし, M42のレンズも安いアダプターで使えるし, おまけにどんなレンズでも手ブレ補正がきく。 ただ,キスデジやD40と比べると, 撮ってる間は気にならないが,カバンに入れてるとやっぱり重い。 それに,価格帯も明らかに異なるから,そもそも比べるのが反則。 だからここでは, K100Dを持ち出してみる(お店でさわっただけだけど)。 手ブレ補正があらゆるレンズにきく,というのは,K10Dと同じ。 難点は,ファインダー倍率。0.85倍。 でも,キスデジやD40よりは大きい。 十分使えそう。 なんたって今,安いし。 まとめ。 AFで撮りたいなら,EOS。 安くて小さいKissでも,ちょいと値が張って質感の上等な新製品40Dでも。 ニコンも,AF-Sレンズなら,AFで十分使える。 いろんなレンズを使いたいなら,一番はEOS。 次にペンタックス。 古いレンズに手ブレ補正をきかせたいなら,ペンタックス以外に選択肢はない。 18-200手ブレ補正つき,という万能レンズを使いたければ,ニコン。 D40でもD80でも新製品D300でも,予算に応じて。 古いニッコールを, ニコンFのようなつもりでフルマニュアルで撮りたいなら,D40。 ちなみにゴミとり機構は, あってもなくても,つくゴミはつく。 ところで今, オリンパスが気になっている。 でも,フォーサーズはファインダーが小さいのと, 最近金のつかいすぎでボンビーなのと, これ以上手を広げるとあまりに無節操すぎるかな,という罪の意識(笑)が, 枷となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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