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林艮酔記 

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2007年09月25日
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久々に気合いを入れて,レンズ比較をば。(けっこう大変なので,気合いが必要(^^;)

対戦するのは…

smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6
(K10DやK100Dなどのボディと
セット販売されているズームレンズ)

と,


SMC TAKUMAR 55mm F1.8
(1970年代前半のものと思われる。
当時,SPFとセット販売されていた
標準レンズ)


どちらも,
ラインナップの中で最も安いレンズ。


使ったボディはK10D。
ISO400, F8, 1/25
WB蛍光灯(微調整),
コントラスト-1
後はデフォルト。



まずは全体。
同じ55mmのはずなのに,画角のちがいに驚く。
TAKUMAR 55mmは,若干黄色っぽい。
DA18-55は,微妙に露出が多いのか,それともコントラストが高いのか,白がとんでいる。


DA 18-55mm


TAKUMAR 55mm


TAKUMAR 55mmの方が,階調豊か。


DA 18-55mm


TAKUMAR 55mm


「Nikon」のロゴを拡大してみると…



左がDA18-55, 右がTAKUMAR55。


右上のボトルの光点は…


DA 18-55mm


TAKUMAR 55mm

DAは非点収差で歪んでいる。
TAKUMARは丸いまま。
これにはイメージサークルの大きさも関係しているか。


開放F1.8とF5.6では,F8に絞ったときどちらが有利かといえば,
やはりF1.8の方だろう。
おまけに単焦点とズームを比べれば,単焦点有利に決まっている。

けれど30年以上前のズームならいざ知らず,
安いとはいえ(TAKUMAR55mmも安いけど)
コンピュータで設計した最新のズームである。

少々意外な結果ではあった。





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Last updated  2007年09月25日 19時20分18秒
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