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カテゴリ:趣味いろいろ
平成町のひいな祭りの最終日なのでメーン会場の和順会館で15時から17時まで2時間東京大学キャンベル教授の講演と・中央大学・東北大学・金沢工業大学の教授の方々の錦絵にまつわるデスカッションがあり錦絵のことを色々知ることができた。 絵紙保存協会会長横山さんの話から 中越地震の際に市内の古い家屋や土蔵から多くの貴重な文化財などとともに大量の「絵紙」が発掘された。絵紙の多くは縮み商人を通じ現在の雑誌や芸能誌などの感覚で人々の背中に背負われ陸路で運ばれたと思われる。現在1万枚位はあるけどまだ数千枚はあると思われる。 浮世絵の特徴ーー江戸時代に流行した最先端の社会風俗を中心とした庶民的な絵画。江戸の名所旧跡、四季の風景、風俗などを描き江戸を中心として発達したため「江戸絵」とも言われた。 キャンベル教授のお話からーー 絵紙から繊細な彫り、刷り、色とり、図の構成の魅力の他に物語を読み取ることが出来る。その他行けない人々に洋館や新橋の鉄道など文明開化の‘今‘を知らせる情報媒体の意味も持ち合わせている。 錦絵の研究をされている教授、大学院生の方々 参加者の方のいろいろな質問に答えてくださった先生方。確か16年前に我家に来られてお雛様と錦絵を見てくださった先生方も教授になっておられた。(その後横山さんを通じて絵紙を調べてもらった) 懐かしい先生方にもお会いし有意義な内容の講演だったのであ~あ今日も楽しかった~。主人も誘ったのにテレビの前から動かないので帰宅後内容を話したが「全部知っていることだ」と言われてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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