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August 10, 2007
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カテゴリ:蝉が怖い
よせばいいのに...蝉で検索を掛けていてヒットした恐ろしい話!
これを読んで俟たしても3時間程寝込んだ寸法なのだが...
チョロッと引用してみるね...

星
バイクが趣味でお盆休み一杯、帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
で、休みの最終日の夕方、また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
一週間、誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、むわっと蒸し暑い。
クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、ビールのカンを空けてソファーに座り、
ひといきついたその時。

ジジジジジジジジジジジジジジジジ!

部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
音がした方向を見て、俺は「え!?」と固まった。
白い壁に、蝉、蝉、蝉。蝉が10匹ほどとまっていた。
そのうちの一匹が、人の気配を感じてか、急に鳴きだしたのだ。
気持ち悪い。だが、俺も男だ。別に、虫が怖いわけでもなし。

どこから入ってきたのだろう?換気扇?

などと思いながら、壁の蝉の群れに近づいて、ぞっとした。
その蝉の、一匹一匹が、壁に虫ピンで固定されていた。
鳴いた蝉以外の他の蝉は、既に死んでおり、すっかり乾燥していた。

とりあえず、警察を呼んだ。盗られたものなし。
変質者の仕業であろう、と言う結論に。
カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
5Fなんだけどね、俺の部屋。

蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。
あらかじめ、死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。
生きた蝉もいたことから、最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も・・・。
さすがに気持ち悪かったので、冷蔵庫の中のもの、
飲みかけのウィスキーのボトルの中身、
全部捨てた。

蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。


蝉のみが持ちえる「空虚な恐怖感や心寂しさ」が小道具として凄まじく
圧倒的な心理的恐怖となって圧し掛かってくる秀作である。

これが事実なのかフィクションなのかは、然したる問題ではなく
恐るべきは人間というべきだろう。

音符蝉御殿インフォメ-ション♪日記リンクが満タン状態なので
一部のブロガ-の方々を涙を飲んでブックマ-ク永代供養とさせて頂きました♪
納涼「うさぎっ子怪奇館」を挙って御利用下さいませ♪











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Last updated  August 11, 2007 01:03:18 AM
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