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テーマ:小学校での出来事(1635)
カテゴリ:娘
いま娘が通っている小学校は、
4週間ごとに給食の献立表が各家庭に配られる。 給食のスタイルはどこも同じようなもので、 いわゆるプリモピアット(第一の皿)と呼ばれる主食、 セコンドピアット(第二の皿)と呼ばれる主菜、 コントールノと呼ばれる付け合わせに、 パンとデザート(主に果物)が付く。 今までに2度配られたその献立表には、 ご丁寧に毎夕飯の献立のアドバイスまで書かれてあり、 「毎日そんなに手の込んだメニューが出来りゃエエわな。」 と忙しい時には、 ちょっと嫌味の一つでも言いたくなるような丁寧さであるが、 珍しさも手伝って、私は結構喜んで毎日見ている。 今月の初めにもらってきた時、 「10月16、17、20日の三日間は、 国際『食のフェスティバル』」が行われるため、 給食の一皿に外国の料理が出される予定です。」 と書いてあった。 「ほぉ~」と、 初めての事だけに興味津津。 今日がまさにその第一日目だったので、 「明日はイタリア料理じゃない物が、 給食に出てくるから、 何を食べたかよ~く覚えといて、 ママに教えてね。」 と、昨晩何度も念を押しておいた。 がしかし、どう考えても上手く説明できるとは思えない。 まさか娘の口から、 「今日はメキシコ料理食べたよ!」なんて言葉を、 聞けるなんてことはあり得ない。 私も半ばどうでもよくなり、すっかり忘れて、 いつも通り夕飯の準備をしてから迎えに行った。 すると出てきた娘、開口一番に 「ママ、今日はいつもママが家で作ってるやつ食べたで。」 と言う。 「いつも作ってるやつ」って何?何?何??? 「ほら、お寿司みたいな御飯の中に、 色々入ってるやつ。」 あー!それはもしや「ちらし寿司」??? と思って詳しく聞くと、どうやらそうらしい。 そして瞬時にしてな顔になってしまった私。 そう、我が家の今日の夕飯は「ちらし寿司」だったわけです。 いつものクセで、和食にさえすれば、 給食とメニューが重なることはないと思い込んでいた。 日本食が出てくるなんてことは、 微塵にも想像しなかったわけです。 でも考えてみれば、 今ミラノでは日本食が大ブームなわけだから、 それが出てくる可能性が一番高いと読むべきでした。 家に帰って、ちらし寿司を強引に巻き寿司にして、 少しアレンジしてみた私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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