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カテゴリ:日記とか
いやぁ~オンラインショッピングって便利ですね。だって家から出なくても欲しいものが届くのだもの!ただでさえ外出しないのに更に外出しなくなりそうです。
人間としてはかなりアレですがviva引きこもり世代。 ということで週末にamazonで注文した「魔性の子」が届いたのでさっそく、めくるめく十二国記ワールドにトリップしてきました。「魔性の子」は講談社の十二国記シリーズが生まれる以前に新潮社で書かれた外伝的な作品です。おそらくある程度この世界を自分の中で確立していた作者が試験的に形にしたモノではないでしょうか?これがうまくいったら本格的に・・・みたいな感じで 読んだ感想 まさかこの時点でここまで考えていたのか!? って感じです。プロってすごい。どうすごいか気になる人は十二国記シリーズ読んだあとにこの本を読んでみておくれ。 十二国記はケンロウシンクンの正体発覚の瞬間が絶妙だった外伝「図南の翼」が一番好きで逆に本編の「黄昏の岸 暁の天」は設定がイマイチ飲み込めなくて もしかして駄作か!? とか思って何度か読み直した(信者の人ゴメン)けどこれ読んで納得。むしろこれと「黄昏~」で1セットと考えた方が無難な気がするので「黄昏~」は近いうちにもう一回読み直します。 あとは個人的に気が付いた場面なのですが作者の小野不由美さんは我が高校の先輩であり地元を匂わせる文字がちょこちょこ出てた気がします。 最初に目に付いたのが築城(ツイキ)っていうキャラでこの名前は地元付近の地名と同じです。意識してかどうかはわからんのですがちょっぴりニヤリ。 次が主人公である高里要が蜂起したクラスメイト達によって2階の窓から落とされた場所の説明です。 『二階と言っても学校の二階は高い。しかも下の歩道は一階分ほど低くなっていて、地下に自転車置き場がある。高里はその自転車置き場に降りるコンクリートの坂道の上に転落した。』 って部分が149Pにあるのですがこの説明、まんま母校です。しいて言うならこの通路は廊下側にあるのですがここ読んだ母校出身者は10人中9.5人が鮮明に風景を想像できると思います!ボクはここを読んでる間は一人でニヤニヤしてました。現実世界を舞台としているならではの発見ですね。 この場面のせいで学校とその付近はの描写がでてくるたびに地元と照らし合わせて読んでました。そういう意味でもこの本は楽しめてお得な気持ちです。まぁ学校壊れた時は母校が崩壊したのをイメージしてちょっと鬱でしたが・・・ 112Pの「信仰」の話も「月の影 影の海」で楽舜と陽子が神頼みについて話す場面とダブったりと 十二国記ファンなら必ず楽しめる作品だと思いますので読んでない人は本屋へGO!蓬莱の中に混じった異邦人というシリーズとは逆の展開を楽しんでください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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