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2005.09.11
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カテゴリ:日記とか
漫画家であり愛犬家として知られる柴田亜美先生が愛犬「茶壷」の視点で綴るブログが今月から始まりました。(パプワ君の作者と言ったほうがボクくらいの年代の人達にはピンと来るかも

ここ→漫画家の犬

このブログ、漫画家さんの生活が垣間見えたりして内容もおもしろいのだけれど毎回アップしてくださる茶壷(ポメラニアン)の画像がめちゃんこ獰猛・・じゃなくてかわゆいので最近のお気に入りですw

クリーチャ・・じゃなくて茶壷の画像を眺めていたら愛犬ポチの事を思い出したので今日はヤツとの別れの事を書きます。ボクはパプワ君大好きだったからその事についても書きたいのだけど今回は犬オンリーでw

ポチはその前に飼っていたタル(当時流行っていたタルルートくんからとった)の死後、

「もう犬を飼うのはやめよう」

家族会議で決まった3日後くらいに人の話を聞かないうちのばーさまがもらってきた子だったのですが、生まれてすぐにもらわれたためかとにかく体が弱くて最初の1,2ヶ月くらいの間に3回は生死の境をさまよいながらも帰ってきた猛者っ子だったw
ボクらは、こいつの兄弟は皆虚弱で大人になるまで生き残れたのがうちのポチだけだったということを後に知る事になる

ポチは雑種だったのだけどかなり高い確率でポメラニアンの血が混ざっていたと思うぽち

↑この画像は散髪直後なのでそれほどでもないけど普段はもっとフカフカでポメっぽかったw当時はカメラつき携帯電話とか当然なかったからあんまり写真が残ってないのが今となっては残念・・

こいつは弱いクセに気持ちだけはいっちょまえだったのでデカイ犬にケンカを売っては大怪我して帰ってきたり、強い犬のウ○コを見つけてはタテガミになすりつけて「どうだ?」といわんばかり自慢げに帰ってきて洗うのが大変だったりと、とにかく手がかかるやつだった

ウンコつきポチ

手のかかる子ほどかわいいとはよく言ったものでボクラの関係はオオムネ良好でこいつがいなくなるなんて夢にも思ってなかったのだけどその日は突然やってきたんだ

あれはボクが高校3年生だった年の12月31日、もうすぐ新年って日のことだった。ポチはたしか7歳だったと思う

センター試験直前で、高校時代目一杯遊んだツケを取り戻そうと必死で勉強してたボクはその日も小学校から通い続けていた塾で勉強してて、帰ったのは深夜2時

家につくとポチが遊んでと騒いだのだけど、この時間から散歩に連れてってあげる気は起きなかったで、こっそりとポチを繋いであったチェーンをはずして、ボクは布団の中に滑り込んだんだ

その日の夢のことは今でもはっきりと覚えている

外から帰ってきてあまりの寒さでコタツに入ろうとしたところ、コタツからいきなりポチが飛びついてきたんだ。以前からこやつにはポメの血を感じていたのでポチがお座敷犬になったことをボクは喜んだ・・・という意味のわからない夢だったんだけどその時のポチが本当にかわいかった事がボクの記憶をより鮮明にさせている

あまりのかわいさに一抹の不安を感じたのか、普段昼まで寝てるのにその日は6時に目が覚めてしまった。
そしたら早起きな両親が暗い顔でポチのを伝えてくれた。
4時間前に会ったばかりだったのでボクは信じられなかったのだけど死因は猫を殺すために近所の人が蒔いていた毒団子をポチが食べたんだろうって父さんは言ってた

そう、ボクがポチを殺したんだ

親はなんでもかんでも口に入れる犬がバカだからそうじゃないって言ってくれたけど、悲しさがやわらぐわけでもなく・・・とりあえず起こされてきた妹はわんわん泣いてた。ボクはというと、自責の念からかその時涙はでなかったけど、父さんと一緒に死体を庭に埋めたあと「眠い」といって布団の中でこっそり泣いた。それ以来悲しくて泣いた事一度もない

あの時ボクがめんどくさがらずに散歩に行ってればと後悔することは何度もあったけど今は思い出になったから悲しくはないよ(さすがにコレを書いてる時はちょっとグッとくるものがあったけどw)

茶壷の画像を見てるとそんなポチがいた楽しいかったころを思い出せるからボクは柴田センセのブログの更新を楽しみにいしています^^

我が家ではあれ以来犬を飼ってないんだけど、就職して自分でお金を稼ぐようになったらボクはポメラニアンを飼いたい。もちろん散歩もめんどくさがらずに行くしポチの分までかわいがるつもりだから、それまでは茶壷を眺めていようw

過去最長なんじゃないだろうか?とにかくこんなに長い文を最後まで読んでくれた人、お付き合いしてくださって本当に感謝ですm(_)m





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最終更新日  2005.09.11 11:38:41
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