のんびり北鎌倉
今日は夏休みをもらいました。9月までの間に(半強制的に)5日もらえるのです。 妹もシフトが休みだったので、行き先は、またもや鎌倉。 お昼近くにゆっくり家を出て、別に目的もなく、何となく北鎌倉の方にしました。 平日だけあって、人はまばらでしたが、その分、白人系の外国人の姿が多いのです。 駅を出るなり、道を聞かれました。 今日鎌倉で見かけた外国人は、絶対日本人よりも多いと思うの。 お腹が空いていたので、北鎌倉に着くなり、昼食のお店探し(笑)。 行き当たりばったりで、“ブラセリー梅宮”というお店へ。 店構えはフレンチなカフェ風。さすが平日、お昼時なのにお客が誰もいない。 インテリアはフレンチだけど、“和”な感じのおすすめランチ。 そして、食後のクリーム入りのプチ大福。 後から観光客とも見えない老婦人がおひとりで来て同じランチを注文されていました。 鎌倉で見かける観光客のお年寄りは、ハイカーみたいな感じの集団がほとんどなので。 その人はキチンとして控え目なおしゃれをしていました。 近くにお住まいなのかな。 お1人の食事も寂しい感じは全然なくて、何だか優雅に感じてしまいました。 その後は、何となく円覚寺へ。一番近いから(笑)。 円覚寺は1282年に北条時宗公が元寇の殉死者を弔うために建立した臨済宗のお寺。 いわゆる禅寺です。 時宗公の執権時代は、元寇対策に終始したと言われています。 16歳で8代執権に就任後、蒙古(フビライ・ハン)へ従属を拒否すると、23歳の時に3万の 蒙古軍が襲来(文永の役)、降伏を拒否すると、今度は14万の蒙古軍が襲来(弘安の役)。 その3年後に病気で34年の生涯を閉じるのです。お墓もこの円覚寺に…。 教科書で習った時は、歴史の人がその時何歳だったかなんて考えもしませんでしたが(み~ん なお爺さんのイメージ?)…、若かったんですね、時宗公…。 こちらも人はまばら。 たまに聞こえる話し声は、なぜか英語圏ではない、ヨーロッパのどこかの言葉ばかり。 お腹も一杯だし、涼しい木陰のベンチに座って山門などをぼんやり眺めていたら、ウトウト もう眠りそうになりました。 広い円覚寺の境内で場所をあちこち移動しては、木陰のベンチでボ~。 何となく山の上の神社まで階段一気登りしては、風に吹かれてベンチでボ~。 知らなかったけど、山の上には茶店が…。 “氷”の旗につられて、氷イチゴで汗だくの身体を冷まします。 山を降りたら、また日陰で休憩(笑)。 強い夏の日差しと濃い影を作る涼しい木陰。 鬱蒼とした山々と、ミンミンゼミ、ヒグラシ…いろんな種類のセミの合唱。 タイムスリップしたような、たぶん昔から変わらない日本の夏の風景。 何だか不思議な雰囲気に包まれながら、気分は癒されてしまったんでした。 もしかすると駅から半径200メートルも移動していないんじゃないかと(笑)。 ま、いっか ( ̄∇ ̄*)ゞ