プチ同窓会
母校が閉鎖され校舎が取り壊しになるかもということで、最後の見学会に参加して来ました。 卒業生有志が企画して、地元新聞で参加者を募ったのです。 卒業後も交流のある友人を誘い、卒業式以来、○十年ぶりに敷地に足を踏み入れました。 受付のそばでたむろす卒業生らしき人々の中には、ひょっとしたら同じクラスだった人もいたの かも知れませんが、同窓会もありませんでしたし、顔もよく思い出せません。 まして、○十年も経っていたらね。十代の時の姿しか知らないのです。 歴史だけは長い学校だったので、お年寄りの卒業生とかもいるかと思いましたが、中年世代 止まりでしたね(笑)。もっと早い時間に来ていたのかもしれませんが…。 新聞を見てない人も多くいると思われます。 私達が卒業証書をもらった日も、たぶんここで咲いていた梅の木… 建物内に入れなくて、外から見るだけでしたが、その場に行くと、忘れていた思い出がフッと よみがえってきます。 今見ると、古い学校だけあって、増築を繰り返した感じの複雑な作りをしています。 あの渡り廊下の突き当たりには図書室があって…とか、あの角には美術室があったはずとか、 いろいろな映像が目の奥に浮かんで来ます。 あまりの懐かしさに、胸を締め付けられるような思いがしました。 な~んて、結構なハイテンションでグルグル廻ってたんですけどね(笑)。 見学会の後は、お約束の飲み屋さんに直行。 一緒に行った友人の部活関係のメンバーが、見学会には参加しなかったけど、後から加わり、 プチ同窓会です。 ○十年ぶりに会う元クラスメートもいたりして、歳は取っても、人間の基本は変わらないもん だなぁ、と思った次第です(笑)。