噂のたらい回し?
ここ数日、風邪気味ではありましたが、朝、出勤途中から、急に咳が出始めました。 すぐ治まると思ったんですが、熱も出てきて、一日のうちにどんどん悪化。 先週からずっと残業続きで、この日も家に着いたのは、11時を回っていました。 すぐベッドに入ったものの、今度は喘息の症状が出て息苦しくて、とても眠れる状態では ありませんでした。 吸引薬も持っていないし、朝まで我慢するのは無理と思い、10年以上前に掛かったことが ある夜間救急のある近所の病院に電話しました。 これから行っていいか尋ねると、「少々お待ちください」と言ったきり、ずっと保留。 ようやく出たと思ったら、「今、内科の医者が居ないし、症状がひどそうだから、今日の 救急当番医の病院に行ってください」というお返事でした。 連絡先を教えてもらった別の病院というのが、近所でなくて、鎌倉市境に近い離れた場所。 でも、他にあてもないし、そこに問い合わせたところ、今から行ってもいいとのこと。 妹に車を出してもらい、その病院に向かいました。 受付で問診表やら何枚もの書類を書かされました。熱と喘息でゼイゼイ言ってるのに…。 でも、ずっと待合室で待たされたまま…。 しばらくして、診察室に呼ばれましたが、奥でゴソゴソ、バタバタ物音はするものの、 やはり放置状態。 ようやくお医者が登場し、「これを吸引してください」と持ってきたのが、見覚えのある プラケース入りのお粉の吸引薬でした。その薬はいい薬なんだけど、発作を止めるための 薬でなくて、普段の症状が無いときに、発作を起こりにくくするもの。発作中に使用する と、症状が悪化する危険があるので使用しないように、と注意されていた薬です。 その旨をお医者に尋ねると、なんと「気管支拡張剤を切らしていて、他の薬がない。市民 病院ならたぶんあると思う」と言うのです。 最初に言ってくだされ! 喘息発作って、映画やドラマとか、子どもの救急シーンによくある代表格かと思ってました。 さんざん書類を書いて、さんざん待ったのに、何の治療も受けられず…。個人情報返せ~。 虚しく来た道を引き返し、市民病院へ。そこへは市民病院の前を通って来たんです。ははは…。 深夜2時を回っていましたが、市民病院では職員もお医者もフツーに複数勤務していて、 次々、タクシーが乗りつけ、来院者も多いのでびっくり。事情を話すと、病院職員に 「それでは救急病院にならないですね…」と怪訝な顔をされたんでした。 2回の吸引治療を終えて、病院を出たときには、3時半を回っていてクタクタでしたが、 いざという時の拡張剤スプレーももらって、気分的には大分ラクに…。喘息って、結構 精神面の影響が大きくて、不安があると発作がひどくなる感じがあります。一種のパニック? ある意味良かったと思うのは、今後、深夜に何らかのもっと重症な事態が起きたときに、 どこへ行けばいいのか分かったこと。 そんな時にさまよっていたら、途中で力尽きちゃいますもん。