恐怖の勧誘…( ̄Д ̄;;
今日はちょっと落ち込みました。今だに誕生日プレゼントや手紙のやりとりをしている中学時代の友人からメールでお誘いがあり、久しぶりに会う約束をしました。待ち合わせ場所は横浜。ふと見ると、知らない女性が一緒。「横浜に用事があるので、一緒に来ちゃいました」と…。あ、そうなんですか。では、一緒にランチをということになり、スカイビルのレストラン・フロアへ。久しぶりなのに、なぜだか、友人はあまり口を開かず、その初対面の女性ばかりと会話をすることに…。いつしか話題は宗教の話に…。早い話が新興宗教の勧誘なんでした…。それからは人が変わったように、熱弁を振るい出すその女性。その宗教団体の人だけが救われて、他の人たちは全員無間地獄に落ちるのだとか、お葬式もそこの宗教でやらないと成仏できないとか…。(何それ?)信者に配っている新聞を大きな声で読み上げるし、周りのテーブルの人の目が痛い…。「私はそういう宗教は受け付けません」とはっきりと断わっても、勧誘を止めてくれません。私は、神様も仏様も霊も存在すると思ってますし、悪いことをしてバチが当たるというのも、確かにあると思うのです。でも、特定の宗教を信仰しているわけではありません。社会性の感覚が麻痺してしまったような、狂信的な方には、恐怖を覚えるのです。友人の御主人は、2年余りの闘病生活の末、亡くなったんだそうな。発見された時は既に末期ガンで、専業主婦の彼女は、不安で生きる気力も無くしていたところ、その宗教に入信したおかげで救われたのだと言います。そのことについては、私も否定するつもりはありませんし、何を信じるかは人の自由ですし、本人が救われたと思えるなら結構なことだと思うのです。でも、嫌がる相手になぜそこまで無理強いするのでしょう。もう常識的な感覚が無くなってしまったようなのです。話に聞く“洗脳”ってヤツ?高校生になった息子さんを入信させ、御主人にも強く入信を勧めていたそうですが、御主人は最期まで受け付けなかったんだそうな。友人に言わせると、末期ガン宣告から2年余り持ったのは祈ったおかげで、御主人は入信しないから回復しなかったんだと…。具合の悪い時に、一番近くの家族が狂信的で入信を強要されるのでは、御主人は堪らなかったのでは???私が両親のお葬式は、私が手配して普通に代々の宗派で出したことを聞き出すと「それでは成仏できないわね」ですと…。侮辱までするんかい? 終始その女性の言葉に、静かに同意している友人。2時間以上もそんな感じで止めてくれないので、半ば強引に席を立って帰ってきました。早く立ち去りたい一心で、食事代金も私が全部払っちゃいました…。妹に言わせると、2時間我慢する私の感覚が分からないんだそうな。「私なら目的が分かった時点でキレて、勧誘の人でなく、その友人を問い詰めるね。 そもそも連絡の時点で目的を言わないなんて、騙し討ちじゃん」ですと。最初に目的を告げられたら、行かないですけどね…。久しぶりの再会、結構楽しみにして来たのに、こんな結末…。私の貴重な休日を返してくれって感じです。今日、長年の友人を失いましたね。彼女は自分が何をしてるか、気づく日が来るのでしょうか?帰りの電車で、もう涙が止まりませんでした。