好き嫌いの経年変化について
今年の職場の忘年会は、ある幹事の強い希望により横浜の老舗牛鍋屋さんでした。ホテルの宴会場でやることが多いので、いつもと違う趣向を楽しみにしていた人も。メインは牛鍋(すき焼き)だけど、前菜やお造りも出るのです。こんな感じのメニューでしたそして、メインのすき焼きがどーんと 霜降りの良いお肉最初だけ仲居さんが溶き卵の器に、出来上がりのお肉を1枚ずつよそってくれますが、後は普通に自分たちで調理しながら食べます。さらに追加注文で、お肉の大皿を2人に1枚という盛大な肉祭りでした。なんですが、私には最初の仲居さんのくれた1枚で十分でした。「甘い」のです。かれこれ10年以上は食べてませんでしたが、すき焼きってこんなに甘いんでしたっけ?同じ鍋で作る〆のうどんも、もちろん食べられませんでした。余ったお肉は肉好きの男性陣がたくさんいたので、無駄にならず良かったです。子どもの頃に苦手だった食べ物でも大人になると好きになる物もありますが、逆に昔は苦手ではなかったのに、年取るにつれて苦手になったのが「甘い料理」。いなり寿司、肉じゃが、蒲焼き、カツ丼等々、結構和食に多いのです。お菓子や飲み物はOKなんですけどね。話に聞くと、アフリカの人も同じらしい(笑)。分かります、ええ。甘い料理が苦手→食べない→より甘さに敏感になる の悪循環で、拍車がかかったと思われます。当然、家でも作らないので、砂糖1袋は10年経っても使い切れません(笑)。でも腐らないの。