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カテゴリ:お出かけのこと
1泊で立山黒部アルペンルートのバスツアーに参加して来ました。
この間のハンタマくんツアーよりも、こちらを先に申し込んでいたのですね。 今年の暑さを避けるためか、立山・黒部は人気だそうです。 このツアーも満席で、参加者のタイプも家族連れやグループ参加、性別問わず、年齢層も 幅広い。 メジャー観光ツアーならではなのでしょう。 でも、なんかしょぼいのね…。人数の割りにバスが小さくて、座席や間隔がきつきつ。 後ろの方に、誰だか無頓着な家族連れがいて、子供らが悪ふざけして騒いでる…。 まあ、団体旅行ですから。ガマン、ガマン…。 一日目の観光は、宇奈月駅-鐘釣駅をトロッコ電車で往復のみ。 トロッコ電車は、左右で景観に極端な差があって、片側はほとんど、壁しか見えないの…。 私の席は壁側の端でした…帰りに期待…。 「鐘釣では、たっぷり時間を取りました」と添乗員。 川原の温泉で足湯が楽しめるらしいですが、もう営業時間を終了していて、売店も店じまい。 小さな駅にすごい数の団体客がひしめいていましたが、ここも定番観光地なの? 撮りたい景色もなく、やることがないので、ベンチでただ時間が来るのを待つばかり。 暇なので駅看板を撮影。隣駅の名前がすてき 「帰りは座席交替で!」と言われた、帰りのトロッコ電車。 時刻はもう日暮れ近くで薄暗く、何とも陰気な風景でした…。 翌日のメイン、アルペンルートに期待…。 唯一の喜び 夕食に鯛のお刺身がありました♪ そうして、期待の2日目…、天気は雨でした。それだけなら、まだマシなんですが、 霧が出て真っ白なの…。 行程は、富山県側の立山駅から、立山ケーブルカー立山高原バス立山トンネルバス 立山ロープウェイ黒部ケーブルカートローリーバス、と、いくつも乗り継いで、軽く 散策しながら、長野県側の扇沢駅まで出る、約6時間のコースでした。 こんな悪天候の日でも、同じような団体客がどこの乗り場にも大勢いて、改札前に大行列を 作って何十分も並ぶのです。 散策時間たっぷりの「室堂」の風景。 霧で何も見えません。 屋内はどこも人でいっぱい、雨と霧でどこにも行きようがないですからね。 JRが止まって、駅構内に帰れない人々があふれ返った光景によく似ています。 ただ時間が過ぎるのを、ひたすら待つばかり。 出発前に渡された昼食のお弁当も、外は雨、待合室はいっぱい、ただ持ち歩くしかできません。 人でごった返す通路の床に座って、お弁当を食べる女性たちを見かけました。 本当に帰宅難民みたいです。 こんな状態でも、あちこちで高い値段で売る団体写真の撮影に時間を取ったり、ページ数の 割りに高価な風景写真集の販売員の口上を聞いたりしないといけないのね。 正直、殺意がわきました。 黒部ダム ここのは“放流”じゃなくて“放水”と呼ぶそうな。水煙がドライアイスそっくり! 添乗員は、「黒部ダムで昼食を取って」と言ってましたが、屋根のある所がないの。 軽食を出す売店の前にわずかなスペースにも、大勢の人が雨宿りで立ち並んでいました。 いい加減だぁ…。 「立山黒部アルペンルート」って、結局、お天気頼みってことなんですね。 お天気が悪いと、どうしようもない。他に逃げることもできないの。 行程が終わって、添乗員曰く「今日は幻想的な風景が見られたことと思います」だって(苦笑)。 昼食も取れず、苦しい帰宅難民体験ツアーに耐え、夕方ようやく帰路へ。 と思ったら、またもや試練が…。 行きのバスで苦情でも出たのか席替えがあって、今度はなんと隣の席に、騒ぐ子供らがいる あの家族が…。 近くに座って分かったこと… 子供らもうるさいけど、大人もうるさいんでした…。 バスの中から携帯電話を何度も何度も掛けて、大声で話しまくるのも平気なの。 もちろん騒ぐ子供らを制止なんてしませんです。 他の親子連れは、ちゃんと静かに乗っているのにね。 最後まで侮れない立山黒部アルペンルートの旅でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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