516492 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リオン&シモンのお部屋

リオン&シモンのお部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

リオン&シモン

リオン&シモン

コメント新着

今井慶松@ Re:鎌倉の桜~建長寺(04/09) 今井慶松 小森七郎
アイマス@ Re[3]:鎌倉の桜~建長寺(04/09) ハローキティさんへ
建長寺@ Re:鎌倉の桜~建長寺(04/09) 建長寺 鎌倉大仏

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

フリーページ

カレンダー

ニューストピックス

2022.10.31
XML
​吉祥寺で開催している、青池保子先生の原画展を見に行ってきました。
意外にも東京での個展は初めてなんだそうです。




割とこじんまりしたギャラリーには、漫画の表紙で見たことのあるカラー原画が所狭しと展示されていました。印刷物では割と重厚な印象があったのですけど、勝手に想像していたより厚塗りではなくて、水彩の筆のタッチが感じられる原画でした。画材はカラーインクなんですかね。





初めて私が買った青池作品は『イブの息子たち』でした。連載中も愛読していました。
それまで、少し固い真面目な作風の作家さんなんだと思っていたので、その前提で『イブの息子たち』を読んだ時の破壊力はハンパなかったです。アルマジロの戦車とか、人面ライオンとか、昼寝の邪魔をされるポセイドンとかも出てくる...(笑)。





ちょうど洋楽を聴き始めた頃でもあったので、キャラクターのモデルも気になりました。『イブの息子たち』は、Emerson, Lake&Palmerがキャラ・モデル。と言っても、当時のML誌には、もうELPはあまり載ってなくて、リアルタイムで当時30歳前後の彼らは、お子様目線にはオッサン大人の人たちに見えたものです(苦笑)。

主人公は3人組、ELPも3人組。だけど全員がモデルじゃないんですよね。ヒースはキース・エマーソン、バージルはカール・パーマー、ジャスティンはピーター・フランプトンで、グレッグ・レイクだけ入ってないのです。当時も不思議に思ったものの、グレッグは既に真ん丸だったので、少女漫画のキャラ的に不向きなのだろうと勝手に解釈。(のちに"太めの海賊"として登場)


      Emerson(k,p) Lake(v,b,g)Palmer(d's)  たぶん1973年頃



ヒースは全体的にキース・エマーソンだけど、バージルは、外見はカール・パーマーでも、たぶんKingCrimsonの"詩人"が入ってる感じ。("墓碑銘"という言葉をこの漫画で知りました)最近のwikiを見たら、ジャスティンのモデルがジャスティン・ヘイワードに変わってるのね。連載当時、ピーター・フランプトンて書いてあったけどね。wikiは誰でも編集できるので、誰か書き変えたっぽい。

海外でも知ってる人はいるみたいで、ELPファン掲示板で『イブの息子たち』を載せているのを見つけ、「これどこで読めるの?」とか書き込まれているのを見て、日本人でよかった、と思った次第です(笑)。

主人公から一人外れてしまったグレッグについては、ML誌で見た印象のまま放置してたので、ずっと太めのイメージでした。さらに晩年は巨大化して、気のいい"太っちょ父さん"に見えました。
しかし、若い頃のグレッグは、美青年なんですよね。わがままで傲慢キャラの...(笑)。少女漫画から抜け出たような~と言われていたとか。結成当時の映像を初めて見た時は、誰だか分かりませんでした。


        1970年12月頃のグレッグ・レイク
​   *画像クリックでyoutube「Emerson,Lake & Palmer-Knife Edge」に飛びます


後の姿を知っているだけに、珍しく前を開けているけど、シャツがきつくてボタンが留まらないんじゃないのかとか、余計な考えが湧いて心が休まらない(苦笑)。一人でいると分からないけど、比較する人がそばにいると、やっぱ顔丸い。

『キース・エマーソン自伝』にあった傲慢キャラ・エピソード...。コンサート会場でヘマをやらかしたローディーは、クリムゾン・キングの宮殿に引き出されて公開処刑だそうな。具体的にいうと、グレッグにPA使って罵倒されるという...。うわぁ...(笑)。ちなみにキースの場合は、周りに人がいない所でそっと注意するそう。優しいね。

各時代の映像を見ていると、ライヴでは華のあるヴォーカリストは結構大事だなぁと思いました。グレッグは他の2人と違って、派手なパフォーマンスはしないですが、ただ歌うだけでステージが華やかに見える。後の方のライヴは曲数も多いし、大がかりなのに、ビジュアル的になんか物足りないの。元々人数少ないし、やたら機材多いし。


なお、ピーター・フランプトン 




アイドル顔が災いして真っ当な評価が得られず苦労した人だとか。顔に皮下脂肪がない分、グレッグより男っぽい顔の気がする...。


KingCrimson時代のグレッグは、(肥満の)不安の欠片もなく、私的には安心して見れます。でも、この頃のTV出演はこれ1回きりみたいね。しかも短い。


KingCrimson時代のグレッグ・レイク  1970年3月


*画像クリックでyoutube「KingCrimson-CatFood」に飛びます

"CatFood"の「ふ」の口のところ? カラーの画像も動画もあるんだけど、音がなかったり、にじんでいるので、モノクロの方で。ネットがあるってありがたい時代。


それにしても、8月に出版予定だった『グレッグ・レイク自伝』日本語版が全然発刊されません。いつの間にか10月予定になって、さらにいつの間にか11月予定に延期されていました。『キース・エマーソン自伝』と同時に注文したのにね。この分だと、また延期されるかも。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.10.31 00:54:07
コメント(0) | コメントを書く
[本・音楽・映画のこと] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X