|
カテゴリ:お出かけのこと
ちょっと気になっていた史跡「長谷堂城跡」に行ってみました。今は市の公園になってるそうな。長谷堂城というのは、東北版「関ヶ原合戦」である「慶長出羽合戦」の舞台になった場所です。
バスから降りて進行方向に歩くと案内板が... 時は1600年、"I家康"の最上義光公は、上杉征伐で会津に向かう徳川家康公をサポートするためスタンバイしていましたが、家康公は突如方向転換して関ヶ原に行ってしまったわけです。そしたら上杉軍が北上して攻めて来たという...。 上杉軍のボスは大河ドラマの主人公の直江兼続公+お友達の"花の慶次"氏。最上軍は最大HPが高いわけでもないのに、いきなりボスキャラと単独で戦う羽目になってしまったんでした。昔のことで"関ヶ原決着のお知らせ"が届くのが遅いもんだから、知らないまま一か月近く戦うことに...。 偶然にもその合戦は400年余り前の、ちょうどこの時期のことだったよう。 最上義光公に仕えていたらしいうちの先祖も、きっと参加してたんじゃないだろうか。ま、参加しないわけにはいかんでしょうね(笑)。 「長谷堂城跡公園」の名前から想像したのと違い、山が丸ごと公園という括りなんでした。公園内に神社仏閣が複数あるという不思議な公園です。 公園内にある八幡神社 「八幡崎口」という所から入りました。行きは普通に山道で、木々が鬱蒼として、人の姿はほとんどなく、ちょっと心配になる感じ。 こんな感じの山道 土地の形状とかよく調べずに来てしまったので、この日の私のいでたちは、ひらひらのロングスカート ただ足元は安全靴みたいな厚底ブーツでしたんで、難なく歩けました。ビジュアル的に猛烈に浮いている事以外は問題なし 見かける人は、皆ハイカーみたいなカッコなんだもん。 道端には見頃を迎えたヒガンバナがたくさん咲いていました。「山形にもヒガンバナが咲くんだなぁ...」と不思議な気持ち。9歳まで秋田南部に住んでましたが、一度もヒガンバナを見たことがありません。猛烈な植物オタクだった親類に感化された両親の影響で、絵本代わりに植物図鑑丸暗記状態でしたから、見つけるのは得意だったのに...。 ヒガンバナを初めて見たのは神奈川に引っ越してから。田んぼ近くの畦道に勝手に生えて大量に咲いてるのに、皆「縁起が悪い」と言って避けていたので、私だけ摘みまくってました。「毒があるよ」と大人に注意されたことも。もちろん承知のうえ。口に入れなきゃ大丈夫 サザンカとか気候的に寒すぎると咲かない花もあるので、ヒガンバナもそういう類かと思ってました。 山頂からの眺め 霞城がどこかにあるらしい なんだか絵のようです 脂肪燃焼目的の毎朝8㎞ウォーキング+バーベル付スクワットの副作用で、太腿筋肉バキバキのせいなのか、坂道を意識しない間に頂上に到着。 山頂は開けていて、市街が一望できる眺めのいい場所。テーブルやベンチもあって、ピクニックにも良さげな感じ。でも、人が全然いないの。特茶で水分補給しながら、しばらくまったりしました。 帰りは別のルートで山を下りました。こちらの方は階段もあって、苔むした石灯籠が点々として、プチ山寺ワイルドバージョンといった風情。結構高いとこまで登ってたのね。 麓の住宅街の道を歩いてバス停に向かいましたが、子どもの頃に住んでいた所の風景に雰囲気が似ていて、思いがけず懐かしい気分になったのでした。 空の面積が大きい~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.12 18:23:23
コメント(0) | コメントを書く |