カテゴリ:0歳時代・回想録
実家にてぐーたら過ごすこと約2ヶ月。
そして7月6日。とうとう自宅に帰る日がやってきました。 りーたんの6日前に陣痛室兼分娩室にて2泊3日を明かし、超難産でたっくん(男の子)を出産した大の親友・ともりんから「まじ大変で泣き入るよ~!」とのメールをもらっていたこともあり、かなりびびっておりました。 いきなりふたりっきり…っていうのも空恐ろしいものがあったので、旦那に協力してもらえる日曜を選んで帰宅しました。 哺乳瓶、粉ミルク、ミルトン、調乳じょーず(ミルクを作るためにお湯を適温に保ってくれるやつ)などをキッチンに、昼間目が届くところにりーたんを置いておきたいのでお布団、ハイ&ローチェア、おむつ、おしりふき、くまちゃんのデジタル温度&湿度計(これは便利!)をリビングに、そして寝室にベビーベットをセッティング。 あくせく動き回る私を尻目にりーたんはとっても落ち着いた様子。まるでお腹にいた時に住んでいたことが分かっているかのよう。 実家にいる時、旦那には週末になる度に通ってきてもらって、パパができる範囲の育児はすでに手伝ってもらっていたので、「さて本番だよ!」とばかりにおむつを替えてもらったりミルクを飲ませてもらったりしながら過ごしていました。よっ!新米パパ!大活躍! そして夕方。 我々が一番不安に感じている「入浴」の時間がやってきました。 入浴の方法は私達が母から教わったリレー式入浴。 りーたんと一緒にお風呂に入る人が先に入り、身体を洗って待つ。そしてもう片方が脱がせてお風呂に連れてくる。 その人が出る時も迎えにきて、タオルで身体をふき、お洋服を着せ、綿棒で耳を掃除する…という方法。 この日は旦那がまだりーたんをお風呂に入れたことがなかったので、私が入れることになりました。 しかし、実家ではほとんど母に入れてもらっていたので、内心はドキドキ!案の定、ギャーギャー泣かれてしまいました。トホ、下手くそなの。 そしてこの時分は搾った果汁をお風呂上りにあげていたので、りーたんを旦那に渡したあと速攻でバーッと素早く髪を洗ってキッチンへ。 そして前述の「綿棒で…」のころまでに果汁を用意し飲ませる、と。 まー、これがバタバタするのなんのって! 頭では分かっているんだけど、慣れないふたりはあたふたと「あーだっけ?こーだっけ?」と言いながら必死の形相。お風呂で髪を洗ってあげる時に泣かれたので、私はそのショックもあってかなり動揺気味。一生懸命りんごをするんだけど、飛び散っちゃって、あらら!って感じ。なんとか寄せ集めてガーゼで搾るありさま。 旦那は旦那で、ボディの着せ方もままならずかなり困惑ぎみ。(スナップをだんちで止めちゃったりしてた)注・だんち=段違いのこと はたから見ると結構笑える絵ですけれど、その時の私達はまじ真剣そのもので「りーたんの入浴」と格闘しておりました。はい。 しかし、この後もっともっと恐ろしいことが待っていたのです…。 そうです。翌日からはりーたんとふたりっきり! ということはひとりでお風呂に入れなければならんのじゃ! この「ひとりでお風呂に入れる」ことは、世の中の帰りが遅いパパを持つママ達はきっとほとんどの人が苦労してるんじゃないかな? ご多聞に漏れず、私も超苦労しました…。 間違いなく育児1年目の「三大苦労」のうちのひとつに挙げられると思います。(他はベビーカー事件、りーたんのプチひきこもり事件が挙げられます) どうにかこうにか湯上りに果汁をあげた後、少し落ち着かせてからミルクをあげ、じいじ(私の父)直伝の「だっこをして速攻でりーたんを寝かす方法」をマスターした旦那が「みーやーこーのせいほーく、わせだぁーのもーりにぃー♪」(父は早稲田出身ではないけれど、なぜかこの早稲田大学の校歌をよく歌う。そして不思議なことにりーたんはこの歌でよく眠りに落ちるのであった)とだっこし歌いながらりーたんを寝かしつけてくれた。 なんとか自宅での一日目終了。 明日からはふたりっきりだ…嬉しいやら怖いやら、不安な気持ちを胸に夜中の授乳時間まできょろは眠るのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月28日 23時00分11秒
[0歳時代・回想録] カテゴリの最新記事
|
|