カテゴリ:0歳時代・回想録
第1章・たそがれ泣き(夕暮れ泣きともいう)
「プチひきこもり」の日記にも書いたけれど、3ヶ月の中盤から夕方になると決まってとんでもないブタ泣きがはじまった。 そうだな~、空がちょっと昼間の明るさを失いかけてきた時間帯。 「おなかがすいたよ~!」の甘えが入ったような泣き声とは全く違うドスのきいたようなしゃくりあげ泣き&顔を真っ赤に手をバタバタ! いろんな方に聞くと 「成長の一環なのよ。優しく受け止めてあげてね」 なんてお言葉を頂戴する。 でも、当事者にしてみれば、毎日夕方になるたびに1時間近く泣かれて家事はできないわ、何もできないでわで 「ひえ~!」のぐったりであった。 仕方なくりーたんが一番お気に入りのじいじ直伝のだっこ方法を試みたり、だっこ紐(ベビービョルン)に入れたりするんだけど、さっぱりダメ! えんえんと泣かれる中、だっこし続けるしかすべはなかった。 そこで、お得意の育児雑誌「baby-mo」の登場! <ママは「いつ」「どんなこと」が大変になる?> というありがたーい特集をチェックした。 (これは、2003年の7月号。1歳になるまでホント役に立ちました) すると。 ちゃんと書いてあるではないか!!! 「3~4ヶ月・夕方になると決まって泣き出すたそがれ泣き」 ふむふむ。 「3ヶ月コリックともいわれ、夕方になると特に理由もなく泣き出す赤ちゃんが急増!忙しい時間帯なのでママもついイライラ」 ま、まさにこれだ~! ママから寄せられたいろいろなケースが載っているんだけど、うちと同じように悩んだママの声が。 もっと大変なのになると3日間泣き続けた赤ちゃんもいるらしい。 そっか!うちだけが大変じゃないんだ! (この安心って何物にも替えがたいんだな!これが!育児の大変さや、不安や疲れをほっと癒してくれる励ましの魔法の言葉だったような気がします) 単純な私は、「うちだけじゃない♪うちだけじゃない♪」と念仏のように繰り返し唱えながら、毎日1時間泣かれる中、いろいろ歌を歌ってみたり、リズムを取ってみたり、だっこを続けなんとか乗り切りました、とさ。 いやー、ほんっと育児って忍耐がいるもんですよね~! で、結局どのくらいたそがれ泣きは続いたかって? そーですねー、かれこれ1ヶ月くらい続いたでしょうか…。 第2章・夜泣き うちのりーたんはほとんどミルクで育ったせいか(ミルクは腹持ちがよいらしいのだ)2ヶ月の2週目には夜6時間寝るようになり、3ヶ月の後半には、20時頃に最終のミルクをあげた後にねんねし、翌朝の6時くらいまでNON-STOPで寝てくれていました。 たそがれ泣きで欲求不満が解消されていたのか、夜泣きはめったにありませんでした。 たまーに「ふん、ふん」とちょこっと泣くくらい。 だから、長く寝てくれるようになってからは、ほーんとに楽ちんでした。 「このまま、うちには夜泣きは無縁かもしれんぞ」と真剣に思えるほどでした。 が、しかし。 11月に入って少ししてから。(つまりは6ヶ月に入ってから)夜中に「ふえーん!」と泣くようになりました。 はじめは、だっこするとすぐにスヤスヤ寝てくれていたのですが、だんだんと本領発揮! 泣く→だっこする→しばらく、ふんふん言って寝る→15分くらい静かに寝る→泣く と、このローテーションを何度も何度も…。 まじで、寝れましぇーん!しょえーっ! 夜泣きっていうのは、昼間に受けた刺激などが原因らしいんだけど、それも成長にはかかせないし、とにかく「よっし、だんだん成長しているのね!」と割り切って考えるしかないみたい。 baby-moで素敵な一文を発見し、心の支えにしました。 「泣きなさい、ぐずりなさい、そのために私がいる…そんな気持ちで子育てできたらいいですね。泣き止ませるのでなくて、優しく向き合ってあげるのが自分の役目だったんだ、と気づいたんです」という石田ひかりさんのインタビュー記事。 同じくらいの時期に出産をしていたこともあって、ずしーんと胸に響きました…。 そして、1週間くらい夜泣きが続いてから、旦那に一緒に寝てくれるように持ち掛けました。 それまで、彼は別の部屋に寝ていたんですね。仕事で帰りも遅いし、夜泣きで翌日の仕事に差し障っても…という配慮からだったんですが。 精神的にも肉体的にももう限界! 「辛いかもしれないけど、これを知らずして育児とはいえないよ。一緒に経験して、一緒に育児をしてほしい。」 はじめは、「えーっ!?」としぶっていた彼ですが、説得の末、一緒の部屋に寝てくれるようになりました。 「こんなに泣くの?今まで大変だったね!」 この言葉でどんなに救われたことか…。 ひとりで背負ってしまわないで、家族も巻き込んでしまえばとってもラクになるんだ…。今まで気負ってけっこうひとりでやってきたけど、そんなの自己満足に過ぎないし、「私ばっかり」病が慢性化してしまって結果よくない。 これからは、ダメなときはダメ!って言うことにしようっと。と夜泣きのユーウツもだいぶ薄れたし、開き直ることもできました。 旦那様、感謝! 夜泣きは1歳になってからは、ピタっとなくなりました。しかし、夜泣きがなくなってきた頃から、今度は寝相がひどくなって。 寝ぼけながらハイハイしたり、一旦起き上がって「ばたーん」と後ろにひっくり返ったり、そんなことを一晩で数回。 何度お布団をかけ直してもダメ!スリーパーに頼ったこともあったけど、汗をかきすぎてかわいそうだし…。 今ではこの現象を旦那とふたりで「のしのし」と呼んでいます。(笑) 我が家では、今でも「のしのし」ちゃんに布団をかけかけ寝ているのでやっぱり睡眠不足になってしまうのでした…。 泣かれるよりは可愛くっていいけどね(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月02日 23時13分35秒
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