カテゴリ:カテゴリ未分類
11月2日(火)
18months +12days 昨日の夜のこと。 お風呂上りに、りーたんは絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」を読んでほしくなったらしく、 「くーま」(←たまに「まーく」とテレビ業界人のようにひっくりかえったり「ぐんま」と言うこともある) と言いながら本棚から出してきました。 あらら、珍しい!(←読んでほしい絵本の定番は「ぐるんぱのようちえん」と「きれいなはこ」の2冊なので、それ以外は毎度のことながら「あらら、珍しい!」となる) よっしゃ!じゃ、またアレやるか~っ!って、りーたんのおままごとセット(←パーティクイーンってやつ)の中から、絵本に載っているのと同じ道具を揃えて読み聞かせを開始しました。(←お料理を作る本を読む場合は、必ず一緒に作るマネをしながら楽しんでやってまーす) ボール、「まじぇ」こと泡だて器、フライパン、フライ返し。 「これは、ボールって言うんだよ。ばんばんもボールだけど、これもボール。同じ言葉でおもしろいね!」 ってな感じに、絵本にある道具と同じものを実際に見せながら、ひとつずつゆっくりと教えていく。 気のせいか、いつもに比べて、今日のりーたんはなんだか興味津々! ほっとけーきを焼く両面開きのページも、かなり本気に見入っていました。 そっか、興味が出てきたんだ~! 「じゃ、明日、りーたんのほっとけーき作ってあげるね!」 そんな約束をして、2~3回読んであげると、りーたんは寝てしまいました。 そして今朝。 しろくまちゃんのほっとけーきは、「こむぎこ、おさとう、ふくらしこ」だけど、まぁ、そこはホットケーキミックスで我慢してもらい、ホットケーキの生地を作ります。 ミックスに卵を落としながら 「たまご、ぽとん」 牛乳を流しいれながら 「にゅーにゅー入れてぇ」 と説明していたら、逆にりーたんから 「ぼーりゅ」 と言われてしまいました。「ボール」をちゃんと覚えてたんですね~。なかなかの記憶力! そして 「よくかきまぜるのね まじぇ、ね」 と言いながらボールを持って、木製の泡だて器をりーたんに持たせてあげました。(当然、私も一緒に持ってます) そして、 「まじぇ、まじぇね」 と一緒に混ぜました。 「さー、焼くよ!」 ここで、絵本の登場!例のほっとけーきが焼きあがっていくページを見せながら 「ぽたあん」と私。(←フライパンに生地を落とす) 「ぽたあん」とりーたんが復唱。 「どろどろ」 「ぴちぴちぴち」 「ぷつぷつ」と私。 「ぷつぷつ」とりーたん。 「やけたかな?」の私の問いかけに 「まーら」とりーたん。 「しゅっ」と私。(←フライ返しでひっくりかえす) 「しゅっ」とりーたん。 「ぺたん」 「ふくふく」 「くんくん」 「ぽいっ」 「はい できあがりぃ」とお皿にほっとけーきを乗せて見せてあげました。 わー!という嬉しそうな顔をするりーたん。 全部で5枚焼いたので、その間、りーたんが見ている時は、こうやって作っていきました。 そして、テーブルにパパの分、りーたんの分、私の分と並べ、絵本のしろくまちゃんとこぐまちゃんが食べているページを開いて 「いっしょに食べよう!」 ところが。 りーたんが何やら要求。 「あ、ごめん!すぐ持ってくるね!」 絵本では、しろくまちゃんもこぐまちゃんもフォークを持って食べているので、いつもみたいに手では食べたくないんだね。 「おいしいね これ りーたんがつくったの そうよ ママといっしょにつくったの」 って絵本をりーたんの目の前に立てて見せて、アレンジしつつ読みながら、家族3人一緒にほっとけーきでの朝食。 多分、絵本では、しろくまちゃんとこぐまちゃんはお水を飲みながら食べているんだけど、りーたんにはめっちゃ美味しい「大地」(宅配)の牛乳をあげました。(←昨日届いてお初に試してみたんだけど、これヤバすぎ。牛乳ってこんな味だった?っていうくらいに搾りたてな味!ついでに大地のマーガリンはフレッシュバターみたい白いんだよぉ!これもヤバいくらいに美味しくてもうバターいらなくなりそう) りーたん、しろくまちゃんやこぐまちゃん、パパとママと一緒に食べられてなんだかとっても嬉しそう!!! パパもそんなりーたんを見てデレデレで嬉しそう!!! 「このほっとけーき、りーたんがまじぇして(←まぜること)作ったんだよね~??」 と言うと、大きくうなずいてとーーーーっても満足そうなりーたんでした。 りーたんの作ってくれたほっとけーきのおかげで、ほのぼのとした1日のはじまりでした―。 めでたし、めでたし。 追記 本当にスゴい!と最近とみに思うことがあります。 それは、ちゃんと自分が消化できるようになった絵本しか選んで持ってこない・・・ということです。 1度か2度読んであげただけの絵本でも、内容を憶えていて、どんな本かは分かっているようで(←内容を憶えてなかったら選んでこれないもんね!)本当に興味を持った時期にしか手にしません。 りーたんなりの成長の中で「今、自分にふさわしい絵本」をきっちり選択しているんだなぁ・・・と思えてなりません。 ってことは、親が自分の判断で勝手に選んで、強制的に読み聞かせをし続けることは、もしかしたら、「何が今、自分にふさわしいか?」を察知するその子自身のセンサーを狂わせることになるのでは・・・?なんて思ったりしてしまいます。 十分に考慮しながら、慎重に選んで絵本を増やしていきたいな・・・と思っています。 シュタイナー的には、「同じ本を何度も繰り返し読むことの大切さがわかると、絵本の数は少なくてもいい。読むときは1度に1冊。1冊だけというのをはっきりさせておくと、子どもがイメージを充分に生きることを助けるだけでなく、常にもっともっと!と求めるのでなく、ひとつの経験を深くあじわいつくすことの大切さを伝えることができます・・・」 なんとなくだけど、私はこの説に納得。 与えすぎると「ある」ことがあたりまえになってしまって、どんどん新しいものも手に入るので、なかなか「1冊」を深く味わいつくすことが難しいのかもしれません。 近くに図書館でもあったらなぁ。 そしたら、お気に入りの絵本をりーたんと一緒にとことん探して、それから購入するっていうのもいいのかも? 欲しくなったら、すぐに何でも手に入る世の中。 情報やモノが氾濫して、ひとつのモノを大事にすることが昔より難しくなった分、子どもにとっては、いいようで悪いのかもしれません・・・ね。 ☆今日のりーたん(ホントはハロウィーンの仮装で着せたかったんだけど・・・) ↑ちょーちょの衣装を着たりーたん&ばーば(私の母) ↑踊ってポーズ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月07日 09時03分02秒
|
|