カテゴリ:りーたんの成長
12月14日(火)
19months+23days 昨日の日記にも書いたけれど、『いただきます!幼児のごはん』赤ちゃんとママ社刊を読んで、自分の「幼児食」に対する姿勢を真っ向から反省することとなりました。 りーたんは、いわゆる「食」に関してはきちんと食べてくれる方なので、ほとんど「食」への心配はしたことがありませんでした。 だから、というか、そこでタカをくくっていたのが「自分で食べる」ということ。 「ま、いっか。2歳過ぎたら自分で食べるようになるっしょ」 と何も考えずに食べさせてあげていたのです。 だって、親が食べさせた方が、時間も早く済むし、何よりもお部屋を汚されないで済むし・・・。 でも、それが、大間違いだったことにやっと気づきました。 その、私を目覚めさせてくれるきっかけとなったありがたーい本(『いただきます!幼児のごはん』)には、 「せっかく自分で食べようと意欲をもっているにもかかわらず、ママが世話をやきすぎたり、禁止することが多くなってくると、食事の時間が苦痛になることだけでなく、せっかく芽生えた自立の芽をつんでしまうことにもなりかねません。」 と書いてあります。 これを読んだときに 「あ!」 と思い当たる節があったのです!(←でも完全に記憶がフラッシュバックしたのは後ほど・・・) 1歳2ヶ月を過ぎてからのこと。 そのころはとにかく「食べ遊び」がひどくって、毎日、頭を抱えていたのでした。 当時の日記には「最近、自分で食べたがることが多くなったので、お皿やスプーン、フォークを床に落とされたり、頭からおかずをかぶられたり、床一面ごはんつぶになったり…」とあります。 確か、このころ。 お皿に乗せた食べ物を、次から次へとポンポン床に全部落としては楽しんでいることがありました。 今考えれば、いわゆる「食べ遊び」だったんだろうけど、その時は、もう、いっぱい・いっぱいで・・・。 「どうしてそんなことするのぉ?食べ物を落としちゃいけないでしょ!!!だめっ!!!」 と声を張り上げて叱ってしまったことがあったのです。 そんなことすっかり忘れていたけど、思い起こすと、りーたんは、このころから自分で食べようとしなくなっていたのでした。 「あわわ!!!私のせいだったんだぁぁぁ!!!」 もう! 私ったら・・・。 エゴで子育てをしたくない!とかなんとかエラそーに言ってる割にはしっかりエゴじゃんか!!! しかも、忘れてるなんて、なんて、間抜けなんだ!? というわけで。 今日から、本をお手本にした「きょろ流・幼児食」 6か条を考えて実践することにしました。 1.起きて30分以上たってから朝食にする(←その方が食欲が出る!でも、なるべくパパと一緒に食事をさせたいので、できればということで) 2.空腹で食事時間を迎えられるように、おやつや飲み物を調整する(←やたらと牛乳やジュースはあげないようにして水分補給はお茶で。おやつは1日1回のみ) 2.盛り付けに工夫を!(←プチトマトやいちごをアクセントにしたり、俵型の型抜きでおにぎりをキレイに作ったり) 3.食事に興味がなくなったら、絶対に無理強いせず、あっさりと1回終了。(←ほとんど手をつけなかったら、30分後に再度トライ!それでもダメなら片付ける) 4.食べ遊び、食べこぼしを大目に見て、絶対に叱ったり、スプーンをうばって食べさせたりしない 5.自分で上手に食べられたら、いっぱい拍手して、とにかく褒める!!! 6.できるだけテレビを見ながら食事をさせない(←朝食と夕食はけっこう難しいんだけど・・・) 7.スプーンとフォークは必ず両方とも出して、使い方は指示しない つまりは、 「あとで、おやつ食べればいいや。ジュース飲めばいいや」 っていう甘えの出るサイクルには絶対にしない。 「食べたーーーーい!!!」 と身体がきちんと要求するように、食生活をきっちりコントロールしてあげる。 もし、食べ遊びに夢中になって全然食べなかったとしても、次のごはんの時間までは、水分補給しかしない。 「ごはんのときには食べなくっちゃ!」 と分からせてあげる・・・。 そして、人任せでなく、自分で食べることの喜びを感じられるように! 今までは、 「朝ごはん、ちょっとしか食べなかったから、おやつたくさんあげちゃお!」 とか、甘~い甘いママだったんだけど、もう、今日からは変わるぜよ。 覚悟してね!りーたん。(←エラそうに書いてますが、ただ、ただ、ただ単に私の姿勢が悪かったのがいけないのでございます。りーたんよ、ごめんなさい) さーて、朝食! ○大好物のミスド(ポンデリング)1個と幼児牛乳、こども用お魚ソーセージ うーん・・・。 本当はこんな甘いもの、朝っぱらからあげたくはないんだけど・・・。 昨日の夜に、ミスドのパッケージを指差し 「どーちゅ!どーちゅ!」(←ドーナツのこと。りーたんは、パッケージのデザインが変わってもパッと見でミスドのドーナツだと即効で分かります・・・) と大騒ぎされたので、 「うん、わかった!明日の朝ね!」 と約束してしまったのでした。 ドーナツよりも甘~い私・・・。 でも、こちらは、手づかみで食事OK! おやつはなし。(←だって、朝、ドーナツ食べたしぃ) 昼食! ○朝から煮込んだおでん(りーたんには、練り物とこんにゃく、たまごを小さく切って)とふりかけをかけたちっちゃい三角おにぎり。 まぁ、これが不評だったようで、ほとんど食べてくれない。 もしかしたら、いきなり、りーたんにとっては青天の霹靂のように、私が食べさせてあげなくなったのが不満だったのかもしれませんが・・・。 おにぎりは、ふりかけの部分だけをちっちゃくつまんで口に入れる程度。おにぎりは粘土のごとく、ぐっちゃくちゃにされてしまいました。 床には散乱したごはんと練り物・・・。 「おんい!おんい!」(←「おんり」のこと) と言われたので、あっさりと終了することにしました。 実を言うと。 ダメママは、この瞬間に記憶がフラッシュバックしたのです・・・。 この瞬間に 「ああ、私が悪かったんだ・・・」 とはじめて悟るのでした。 りーたんには、謝りました。 「ごめんね!りーたんが自分で食べようとしてたのを、ママがずーーーっと阻止してたんだね!本当は自分で上手に食べられるのに・・・。本当にごめんね!」 と何度も何度も・・・。 どうやら、図星だったらしく、りーたんは、何度もうなづいていました。 そして、私が 「ごめんね」 と言う度に 「ん」 と、うなづきながら答えていました・・・。 きっと、 「ママ、やっと分かったくれたんだね。よかった、よかった!」 と思っていたことでしょう。 その後、めずらしく、りーたんはすぐに昼寝をしてしまいました。 もしかして、自分の奥底にあった気持ちを分かってもらえたから、安心したのかもしれません・・・ね。 おやつ!(14時) ○大地(←大地宅配)のプリンを半分ほど プリンは、リーたん専用の食器(←コンビのベビーレーベルです)に入れて、パンパのスプーンをつけました。 おやつの時は、ハイチェアに乗せないで床に座って一緒に食べているので、今日もいつもどおり。 さて、どうやって食べるのかなぁ?もしかして、すっかり自分で食べたりなんかして・・・。 わお!ビンゴ! 私の膝に座ってきて、スプーンを右手で持ち(←りーたんは今のところ両きき)とっても上手にすくいながら食べているではありませんか!? わ、すっごーーーーーい!!! 感動・・・。 やっぱ、これって、親のエゴやプレッシャーで実力を発揮できなかった・・・ってことだよね? さいあく。 夕食! ○おでんを再トライ(練り物とたまご)、ほうれんそう皮のぎょうざ、ごはん はじめは、 「まま!まま!」 とママ食べさせてモードだったのですが、 「ママも一緒に食べるからね~!あ、美味しい!!!」 とかやっていたら、りーたんも手やスプーン、フォークをなんとか使いながら食べはじめました。 気づけば、ほとんど完食!!! 「すごいね~!自分でいっぱい食べれたね♪上手だったね!」 とたっくさん、たっくさん褒めてあげました。 もちろん、りーたんは誇らしげで満足そうな顔。一皮むけた(?)そんな感じ。 このまま、いい方向にいくといいな・・・。 さぁ、明日からの幼児食。 がんばって、食欲をそそる見た目も味も美味しいものを揃えなければ♪ ☆今日の絵本 『あーん あん』(せなけいこ作) りーたんが、今日、寝る前に読む絵本として選んできたのがこれ。 読み聞かせの最中に、泣いている子どもたちの顔をタオルでぬぐったり、頭をなでたりしていました。 だんだんと人の気持ちが分かるようになってきたんだなぁ・・・と感激屋さんの私はまたもや感動! 昨夜『ダダこね育ちのすすめ』をちょっと読んだのですが、1歳半頃になると 「表面には現れてこないおねえさん、おにいさん(になりたい)心を、ママに慰め、励ましてもらいながら立てていきたい・・・そんな向上心がでてくるので、うっかりその向上心をがっかりさせないように気をつけて」 というようなことが書いてありました。 今日のことにも通じるよなぁ・・・と私は思うのですが、「自分でできる!」は、決して子どもひとりでは達成できないこと。 だから、親が子どもの「イヤ!」に共感してあげつつ、苦しいときも、ハッピーなときも、常に励ましてあげながら、二人三脚で乗り切っていかなければなんだなぁ・・・とそんな風に思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月14日 22時56分47秒
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