"ciao-kyoro' homepage" 　　 May,2004～

1月24日（月）
21months＋3days


昨日、久しぶりに、あるアーティストの曲ばかりを集めて、MDを編集しました。
そのアーティストとは、ボーカルのLISAがいた時代の『m-flo』。

自画自賛なのですが、なかなかセンスのいい選曲ができた（？）ので、チャンスを見計らっては何度も聴いています。
そうしたら、どうしても、m-floのことを書きたくなってしまいました･･･。

わたしがm-floに出逢ったのは、確か1999年の冬。
『L.O.T』がFMでもよくかかりはじめて、翌年の春には『Hands』もよく聴くように。
はじめて聴いたときには、
「うわ、この人たち、一体なに？？？」
と本当に度肝を抜かれた記憶があります。
そんじょそこらの日本人アーティストではあり得ない、クラブミュージックの最先端のエッセンスがたっぷり！
しかも、海外のクラブシーンでも絶対に通用するくらい、その種の音楽のツボをものすごいよく捉えているし。
70～80年代のソウル、ディスコミュージックから、現代のハウス、R&B、ラップ、ヒップホップにも通じていて、絶対にセンスがよすぎるぞ！
そう思っていたら。
気づいたら『come again』がCMソングにまでなっていて･･･。

話しは逸れますが、私にとってこの『come again』には、胸キュンの思い出が。
この曲の歌詞そのものの経験をしたことがあるのです･･･。
当時、私としたことが（←負け惜しみ）ものすごい振り回された彼氏がいて、何度も何度も裏切られまくっていた頃に、ちょうどこの曲が流行っていたのでした。
なので、よくふたりでも聴いていたし、
「あんなやつ、早くあきらめちゃえ！」
と自分に言い聞かせながら、何度も何度もひとりで聴いていたのです･･･。
そして、その彼を忘れたくて、踊りに行ったりもしてみたり。
さすがにこの頃にはスカラもないから行ってないけどね（笑）

今、思い出すと、胸の真ん中に軽くナイフが刺さったような、息苦しい、けれども、なつかしい･･･そんな気持ちになります。
りーたんと一緒に聴くと本当に不思議な感覚。
娘時代の自分、そして母親時代の自分･･･。
『come again』は、同じ自分なのに、自分が一瞬分離するような、そんな感覚にさせてくれるのです。
過去をなつかしく思い、そして、今でも独身だったら、どんなに華やかな、けれども淋しい夜を過ごしているのだろう･･･とほろ苦くも甘酸っぱい幻想にもひたらせてくれます。
んー、きっと、m-floはわたしにとっての韓流ドラマのようなものなのかも（笑）

ボーカルのLISAが脱退してからはすっかり聴かなくなってしまったけれど、当時のm-floは、本当に本当に大好きなグループでした。
3人ともバイリンガルってとこもカッコいいし･･･。
りーたんの名前の由来、ちょっぴりだけど、ここから来ていたりもします。
彼女のように国際的に通用する名前をつけてあげたい･･･そんな想いがありました。
結局、まんまだけど（笑）
パスポートを申請するときも、是非、LからのLISAにしたいな。
この名前なら、アメリカにも、フランスにも、プエルトリコにもいるから、どこに行ってもイミグレでスムーズだぞっ！


今日は、久しぶりに母や妻の立場を忘れて、しばし、昔にタイムスリップ･･･。
そんな日記を書いてみました。
たまにはいいよね。

ちなみに、私が選曲したものは以下の通りです。


SHINE IN MY LIFE/GTS feat.MELODIE SEXTON & m-flo
come again
How You Like Me Now?
L.O.T(Love Or Truth)
Come Back To Me
Hands
decaf-e.p.（2000年出版の雑誌『ブルータス』特別付録CD）
magenta rain feat. Umajinna
Yours only.
been so long
Deep Within
Just Be


m-floのアルバムを持っている方！よかったらこの順番で聴いてみて下さい。
なかなかオススメですよ！