リスボア物語

　週末に友達の結婚式に出席してきた。
　結婚した友達は、約４年前にリスボンに住んでいたイギリス人。しばらくしてイギリスに帰ってしまったけど、たまに遊びに帰ってくるので、その度に皆で遊んでいたりした。そしてその彼が今のお嫁さんとであったのも、リスボン♪彼女が旅行中に友達を通して出会った。その頃の彼をよく知っている私たち一同は、リスボンからはるばる結婚式に呼ばれ、出席することになった。

　場所はバーミンガムから車で北へ１時間ほど行ったカントリーサイド、ピーク地方。まずはバーミンガムまで飛んで、それから車でゆっくりと田舎道を進んでいく。イギリスはまだまだ冬。これじゃあそうとう暖かくしていかないと、お洒落どころじゃない！

　教会で式が終わった後のレセプションの会場になったのは、あの映画版「プライドと偏見」でミスター･ダーシーが住んでいたお屋敷！（ちなみに私はＢＢＣバージョンのほうが好きです。）最近ウェディングなどで場所を貸すようになったらしい。パーティー会場だったのは、昔馬小屋だった部屋らしいけど、広くて素敵なゴージャス感いっぱいのインテリアで、その面影は天井のほうに飾ってある当時使われていた馬車だけ。

　

　食事はやっぱりイギリスらしいヨークシャー・プディングとロースト･ビーフにデザートはスティッキ・トフィー・プディング。

　

　食事が終わったら、新郎･新婦のケーキ･カット。まるで何かの撮影会みたいに人が集まって写真と取りまくっていた。私もその一人・・。とっても幸せそうなお二人♪

　
　

　それぞれバーに行って飲み物を頼んだり、ウロウロ会場をさまよったりしていると、「みなさーん！新郎･新婦がダンスをお披露目するので集まってくださーい。」と声がかかった。イギリスでは皆がダンスをする前に新郎･新婦がまずお披露目するのがスタンダードなのです。なんでもこのためにちょっとレッスンも受けていたというからほほえましい。

　

　素敵なダンスでした♪彼らは翌日からマレーシアへ新婚旅行。こうして素敵な一夜は更けていきました・・。