テーマ:世界各国に食めぐり(408)
カテゴリ:旅行日記
NYといえば、お金はかかるけど、世界各国の色んなおいしい料理が食べ歩けることでも有名。 マンハッタンには、チャイナタウンやリトルイタリーを初め、日本人街だってある。 友人の友人で、ワインの販売をしているイタリア人の人がお勧めの美味しいイタリアンがあるからぜひ行こう!と誘われ、「それはものすごく美味しいはず!ぜひ行かねば」、と早速向かったレストランは、イースト ビレッジのほうにあった。 入り口が大通りに向かってオープンになっている、なかなか素敵な内装のレストラン。私たちの隣に座ったのは、なんだか映画やアメリカのドラマに出てきそうな、イタリア系のマフィアみたいなおやじが数人テーブルを囲んでいて、レストランのオーナーやスタッフと仲良さそうにイタリア語で話をしている。これは、間違いなく美味しそうだ!連れてきてくれたイタリア人の彼も、店のオーナーや常連客と仲がいいらしく、和気あいあいと話している。 期待に胸を膨らましていると、イタリア人の彼が、「どんなものが食べたい?」と聞いてくれるので、白魚のカルパッチョと、「何かトマトソースがベースのエビのリングイネが食べたいんだけど、できるかな?」とお願いしてみた。「まかして!」と自信満々に答えた彼。やっぱりイタリアンというのは、そういう融通が利くから好き。そしてその後彼がレストランのスタッフが来てくれたときにオーダーしてくれたものは、私がお願いしたのに一番近い、元々メニューにある「魚介類のトマトソースパスタ」。。じゃあ始めからそれを注文すればよかった。。 そしてついにやってきた前菜3種....はとってもまずかった。ごめんね!でも、本当にすごかったのです。出てきた期待のカルパッチョは、妹が「何これ、ハム?」ていうくらい、細胞などがなくなるまでペラペラにたたかれ、うまみも何もなくなっているのに、メロンのざく切りみたいなのが乗っていて、それはまさに安いハムとメロンの組み合わせ。 イタリア人がやっているんだから、パスタは間違いないでしょう!と踏んでいた魚介類のスパゲッティ。これが、入っているムール貝が臭い。。。この臭さは、スコットランドに行ったときに食べた、あのムール貝と同じくらい。確かあのときもイタリア人経営のお店だったな。 「これは臭い!」と文句を言ったら、そのイタリア人の彼は「どれどれ」と一口食べ、 「美味しいじゃない!」と言う。「ええぇっー?!」でしたよー。一体NYに来て、この人たちは 味覚が変わったのか。。大体同国の人で賑わっているレストランは、美味しいのがお約束だと思っていたのに、見事に私の定義を覆すレストランだった。 結局最後のコーヒーまで不味くて、しかも一人60ドル弱も取られ、なんだか腑に落ちない(涙)。それでも、唯一ワイン売りの彼が選んでくれたワインだけは美味しかったので、それでよしとするしかないか。 でも、1週間のNY滞在で、ここだけが唯一失敗した美味しくないお店だったので、許すことにしよう♪せっかく連れて行ってくれたのに、文句ばっかりでごめんなさい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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