テーマ:食べ歩き(4412)
カテゴリ:食べ歩き日記
温泉の後、この度の一番の目的だったおばあちゃんのお見舞いに行き(その話は後日ゆっくり)、 夕方から小松の街をぶらぶらしてみる。昔、小さい時は、それは賑やかな、歩くのが楽しい商店街だったのに、今はすっかりシャッター通り。。昔ながらの店も、「やっていけているの??」 と思ってしまうたたずまいになっているところもちらほら。。日本全国こういう現象は起きているらしいけど、やっぱり寂しいなぁ。 でも、大人になったいまだからこそ、興味がわいた、この土地ならではのものもある。例えば色がとても奇麗な九谷焼は、九谷焼専門の器屋さんがそこら中にあるし、最近は若手のデザイナー(職人?)が新しくてかわいらしい九谷焼をたくさん出しているのを発見した。それから、北陸ならではの、驚くほどの鮮度の魚介類たち!小さいときは、魚介類のことなんて全く興味なかったのに、今回は肉類なんて、思いつきもしなかった。 昔、もう亡くなったおじいちゃんが働いていたお店で、母の知り合いの方がやっている九谷焼の店で、お茶をいただきながら、この辺りでお勧めの、美味しい魚介類が食べれるお店を尋ねる。金沢にしろ、皆自分の街のいい場所をよく知っている。 教えていただいた、そこからすぐのところにあった、小さな割烹「きたむら」。カウンターの 真ん前にある座敷に座って最後の晩餐。メニューはシンプルで、魚がメイン。芋焼酎を飲みながら、次から次へと出て来るお料理は、本当に上品で新鮮そのもので美味しかった!! やっぱり器は九谷焼。 カキフライだって、こんなに大粒! そしてこの地に来たら頂きたい、じぶ煮。鴨が一般的なのかな。汁にとろみがついている。じぶ煮、旅館でも頂いたけど、ここのはあっさり上品な味付けだった。 そして、金目の味噌漬け。 こうして、ひさしぶりにおばあちゃんにも再会を果たせたし、ずっと楽しみにしていた石川の 美味しいものもたらふく頂いたし、とても充実した、楽しい石川旅行を後にして、大阪への帰路についた。帰りの約2時間は、もう爆睡で、気がついたら大阪でした。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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