進撃の巨人 第11話「偶像 ―トロスト区攻防戦7―」感想
う~~ん 今回も面白かったですが、話としては全然進んでませんね。では 今回も話が進んでないし、原作と比較しざっくり感想で。少々のネタばれアリになりますので ご注意くださいませ。 今回は かなり引き延ばし気味になってましたね~1クール終了じゃないですよね?エレンが岩で塞いで 人類にも希望が!!ってところでキリを付けたいのなら この引き延ばしも調整ってことでわかるのですが、そうでもなさそうなのに。。どうして話が進まないんでしょう。それと 作画がお休み回だったんでしょうかね。止め絵が多かったし、あまり絵も動いてませんでした。でも それはそれで雰囲気は出てたし、余韻がありましたけどそれにやっぱり、エレンが立体機動を駆使するとこは疾走感があって素晴らしかったです!今回は エレンが司令からお酒もらってブ――ってやってたのはアニメオリジナル。Bパート開始、司令とイアンたちの作戦打ち合わせのとこ、ミカサがしつこくエレンの心配をするところもオリジナル。エレンたちが大岩のところまで走っていく場面で リコがエレンに この作戦で死んでいくだろう兵士たちの話をするとこもオリジナル。アニメのミカサはかなり過保護になってしまってますね。あとエレンの周りを丁寧に描くことで 突き放した感がこの作品の不安定さに繋がって独特の味を出してると思うのですが それがちょっと薄まってるような?ま、アニメは分かりやすくなってる方がいいですけどね。原作者さまが もっと描きたかったところをネームで描き足してる場合もあるようですし。それ以外は ほぼ原作通りの展開でした。 今回とにかく注目すべきところはピクシス司令!!司令はエレンに 巨人に地上を支配される前、人類は種族や理の違う者同士で 果てのない殺し合いを続けていたと言われていることを話します。その時に 誰かが言った言葉「もし、人類以外の強大な敵が現れたら 人類は一丸となり争い事をやめるだろう」その言い伝えを聞いたエレンは 「随分と“呑気”ですね」と。強大な敵にここまで追い込まれた今でも ひとつになったとは言い難い状況だと思われるとエレン。この二人の会話で巨人は意図的に人間が作り出した仮想敵である可能性が出て来てますよね。。「敵は巨人だけではない」というのも かなり本質を突いていて…司令は 死ぬのが嫌だと任務放棄しようとする者たちで混乱する兵士たちの前に立つと声を張ります。注!!もおおおおおおおく!!この場面好きです。トロスト区奪還作戦について説明を始める司令。まずはエレンの紹介。エレンは 極秘に研究してきた巨人化生体実験の成功者だと。「彼は巨人の体を精製し 意のままに操ることが可能である!!」司令凄いこと言うなぁwwエレンは意図してそうなったわけではないですが、大筋は間違ってないですよねww巨人化の秘密を父親は知ってるようですし、どこかでその生体実験が行われ、父親がそれに関わっていたとも考えられますし、エレンは実験の成功者であるともいえるでしょうし。司令の話にコニ―はビックリ。ユミルたちもどういうことなのかと・・・。司令は 巨人化したエレンに大岩を運ばせ 破壊された扉の穴を塞ぐのだと説明します。兵士らの任務は エレンが岩を運ぶまでの間、他の巨人からエレンを守ること。アルミンの作戦では 囮になる者、エレンを守る者、穴から入ってくる巨人を退ける者が必要。ただ、この作戦は エレンが岩を運び穴を塞ぐことが前提であるのに そこに確証はなくまた問題点が二つある・・・。一つは時間の問題。街に巨人が充満するほど作戦の成功率は下がる。もう一つは 人間が恐怖を原動力に進むには限界がある。それを裏付けるかのように 兵士たちの間からは次々に脱落者が出て来て 秩序が保てなくなり始め・・・そんな兵士たちに対し、ピクシス司令は「今 この場から去る者の罪を免除する」と言います。一度 巨人に恐怖し屈した者は 二度と巨人に立ち向かえん!巨人の恐ろしさを知った者は ここから去るがいい!司令は続けます。そして!!その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟 愛する者にも味わわせたい者も!!ここから去るがいい!!その言葉を聞き、踏みとどまる兵士たち。愛する者に恐怖を味わわせるためにはいかない。それだけは阻止しなくてはならないと・・・。司令は4年前のウォール・マリア奪還作戦の話をします。その中身はすでに誰もが周知のことである大量の口減らしであったと暴露し、そのお陰で今生き残ってる人類は生き抜くことが出来たと。が、次にウォール・ローゼが破られたら人類はウォール・シーナの中だけでは 残された人類の半分も養えず、人類が滅ぶのなら、巨人に食い尽くされるのが原因ではなく、人間同士の殺し合いで滅ぶ という司令。 我々はこれより奥の壁で死んではならん!!どうかここで・・・ここで死んでくれ!! 司令の言葉により士気は再び上がり、一丸となって作戦を遂行しようとする兵士たち。これが司令が司令たる理由なのでしょうね。人は恐怖で動くには限界があるけど、愛する者を守るためなら自分の命を掛けられますよね。そういう人の心理もしっかり把握しつつの 人類対巨人の戦いを見据え、また人類の中にある根源的な争いに関しても押さえてる司令。。 巨人が出現して以来、人類が巨人に勝ったことは一度もない巨人が進んだ分だけ 人類は後退を繰り返し領土を奪われ続けてきたしかし、この作戦が成功した時 人類は初めて巨人から領土を奪い返すことに成功するその時が 人類が初めて巨人に勝利する瞬間であろうそれは人類が奪われてきたモノに比べれば・・・小さなモノかもしれんしかし その一歩は我々人類にとっての大きな進撃になる 立体機動を駆使し、大岩へと向かうエレン。そして 一気に巨人化!!原作通りの体付きになって来て嬉しいです♪やっぱりただの人間みたいな体付きではね(^^; が、一端は大岩に向かったと思われたエレンが 突如、ミカサを振りかえり・・・ミカサに襲いかかる・・・!? エレ~~~~~ン!!!!何やってんだぁ!!!! ってところで 次回。。良い引きですねwwwま 確かにアニメとしては ここで引くのがいいんだけど。でも やっぱり進んでないww 今回はとにかく、ピクシス司令の見せ場でしたね!!独壇場だったわ。兵士たちの士気も高まり、さぁ これからってところで・・・とりあえず、次回も楽しみにします! 進撃の巨人 1-10巻セット著者:諫山創価格:4,500円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る 進撃の巨人(11)特装版著者:諫山創価格:1,200円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る