「ハリガネサービス」11巻感想v
すっかり遅くなりましたが、やっぱり面白いですわ!!!「ハリガネサービス」11巻!なるほどね、キャラで魅せてくれるわけですか。正統派のバレーボールってわけじゃなくてテニヌの感じ?コミックスならではです。これまでの感想はこちら。ハリガネサービス(11) [ 荒達哉 ]圧倒的な雲類鷲のスパイクに一歩も引かない猫田。スパイカーの助走やトスの長短、目線や体の向きからコースを先読みに突っ込んで拾うようです。レシーブ上手い人はコースを読むのが上手いですからね。猫田は雲類鷲のように生まれ持った体格や才能でやってるやつには絶対負けたくないようです。持たざるものでも頑張れば才能あるやつに勝つこともあると証明したいよう。うん、それすごくわかるよ!!私も身長なくてアタッカーにはなれなかったクチだから。猫田は緩い球でも正面に入って丁寧に返球。確実に次につなげるために。正確にボールを繋いでくれる猫田だから信頼も厚く、彼の言葉には咄嗟のときにもみんなが躊躇なく動けるのだとか。ジャッジは大事ですからね。ほぉ~~~体が小さい分、守備範囲を広げるために前で取ることも練習してきてたんですね。前で取るのは怖いのに。何度もスパイクを上げられて、雲類鷲はわざと猫田を狙って打つことに。ホント嫌な奴豊瀬は1セット目を長引かせて王葉工業の脚を疲労させる作戦だったようですが、猫田もボロボロ。山縣監督自ら猫田のマッサージ。良い人だなぁ・・・2セット目も雲類鷲は猫田に集中攻撃。しかも脚を温存してたのは豊瀬だけではなかったようで。王葉工業も全然本気じゃなかったとは・・・なんだよそれ~~~(><)って感じですよね。さすがに猫田も力尽きて交替。金田に「俺の代わりに出るんだから半端なプレーをするな」と。これでやっと「あげればいいんでしょ♪」ってな感じで適当にレシーブしてた1年リベロの金田もちゃんと正面で受けるようになりました。猫田の言葉は重いわ。が、王葉の14番上屋は実は雲類鷲と匹敵するくらいすごい選手だったようで、彼のブロックに捕まってしまう豊瀬。仕方なく、間白はまだ隠しておくつもりだったマイナステンポの攻撃を使うことに。あの「ハイキュー!!」の超人速攻ですね。セッターがトスをあげるより先にアタッカーが踏み切ってしまうという。まだ練習でもあまり上手くは行ってなかったようですが、ここで使わなくちゃ先がないってことで。間白のマイナステンポの攻撃に驚く王葉。でも、王葉の監督はすぐに対処法を指示。デディケートシフトであらかじめサイドにブロックを寄せて早いテンポの攻撃に備えるのだとか。そうなると今度はセッター松方は逆サイドに下平のワンレッグを使い早い速攻。他にもわざとブロックの上から打ってくる雲類鷲をからかうようにブロック真裏にレシーバーを固めたり、次にブロックを外してくると読んでそちらにレシーバーを寄せたりと雲類鷲を翻弄。間白と下平を囮に使ってドフリーになった野々原を真ん中から打たせるとか!これでやっと流れがきたわ!!ってとこなのに山縣監督は野々原のフェイントでタイムを。ありゃ??虚をついたフェイントだからOKだと思うのに強打したなかったことがあかんかったのかな???っと思ったらそうではなく、監督は野々原の手を確認。彼はわざとフェイントしたのではなくて指を骨折してて打てなかったんですね(><)そうだったのか。それでいい流れをわざわざ切ってまで監督がタイムをとったんだ。野々原の骨折はなんと雲類鷲との握手のせい。あのバカが腕力に任せて怪我させていたとは監督は野々原を交代させ医務室へいかせることに。雲類鷲は「ようやく面白くなってきたのにつまらん」と。それを聞いた下平は・・・なんかスイッチ入ちゃったようです。サーブが回ってきた下平は1本目は空調の確認のため捨てることに。1セット目と逆になった空調がどれだけ影響するか確かめたかったんですね。雲類鷲からサービスエースをとっても、曲がりが少なかったことに「なんだこれだけか」と不気味な集中をみせる下平。謝らない雲類鷲に「もっと酷いことになれ」と超ロングサーブ。逆風に真正面から打ち込み空気抵抗はMAX。どう変化するか予想できないサーブがまたも雲類鷲へ。2連続サービスエース!!雲類鷲が狙われてるとわかると王葉は雲類鷲をネット際へ。が、完全無回転ボールをネットインさせ雲類鷲を逃がさない下平。彼のサービスを邪魔するハリガネを「邪魔するな」って引きちぎった描写が・・・なんかキャラが変わってる!!いいぞ!!3連続失点の張本人雲類鷲に「どんな気分ですか?」あんなにバレーを楽しんでいた人を怪我させてバレーできなくさせて自分だけ楽しい楽しいは通らないだろさっきはあれだけ猫田先輩を集中狙いしたんだ今度はアナタが集中狙いされても文句ないですよねおおおお~~~黒下平だ!!!この子、こんなキャラ隠してたんだ!!!またもネットインさせて雲類鷲から4連続サービスエース。いやもう、すっげぇ面白い!!雲類鷲ザマー!!気分いいわ。が、さすがに下平の様子が変なことにチームメイトも気がついてきたようで。5連続サービスエースに類鷲は「俺が取る!」とレシーブに参加。ところが下平は何フツーにバレーを楽しもうとしてるんですか?野々原先輩を壊したくせになんで野々原先輩がコートを去って人を傷つけてそのことに気づいてもない人がコートに残るんだイっちゃってます、下平の目。フザけんな!!!雲類鷲を狙った禍々しいサーブを上屋がかろうじてフォローしてカット。無理して打とうとした雲類鷲を167cmの間白がブロック!よっしゃ!! d(≧∀≦*)ok!ついに同点。ところが雲類鷲は「こんなギリギリの戦いこそ待っていた」と笑み。それを見た下平は「まだ笑えるんだ」もっと心を叩き折らないと完全黒下平発動!!!この状況に王葉の監督も「これ以上は深手になる」とタイムを取ろうと立ち上がり・・・が、先にタイムを取ったのはなんと豊瀬の山縣監督。こ、これって下平を止めようとしてるってことですか!?サーブで崩すのはありだけど黒下平発動はダメとか???それとも最終兵器だから隠しておけってことかしらん??うわぁ・・・どうなるんでしょ。私としては黒下平が発動されてからすっごくワクワクしてるんですけど!!!!大興奮なんですけど!!!!この子、こんな変化キャラだと思わなかった!!!地味で目立たなくて主人公として大丈夫なんかなと思ってたのに隠し球がデカすぎるwwww来月の12巻が非常に楽しみです。今度こそ早く感想書きたい!