「ダイヤのA act2」7巻ざっくり感想ですv
またまた遅れ気味のざっくり感想です。1年対3年の紅白戦は15対3で3年の圧勝。でも、本当はもっと点差を付けておきたいところだったと思うのですよね。今年の1年はなかなかの実力者揃いのようで。前巻の感想はこちら。ダイヤのA act2(7) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]紅白試合を経て一軍二軍を刷新し、青道高校野球部、本格始動! メンバーが個々にレベルアップを図ろうと試行錯誤する中、御幸は、沢村と降谷に1年生捕手とのコンビを促すが‥!? 様々な思惑が入り混じり、GWの遠征が始まる!! 点差を広げたかった3年でしたが、意外にも面白いカーブを投げる浅田ががんばって。それに光舟のリードが浅田のいいところを引き出したよう。最初の1点は光舟の考える野球と瀬戸の足で取りました。後の2点はすでにレギュラー入りしてる1年組が参加したことで追加されたものでしたが、取りあえず、3年から点を取るなんて凄いことなんじゃないのかなと。この作品の面白いところは試合ばかりではなくて、日頃の練習がしっかり描かれてるところですよね。日々誰が何を考え、どれくらい練習して、どう成長して行ってるかが追えるのでこちらも一緒に時間を過ごしてる気がするのです。それに御幸のような先輩がいることでただ個々の技術を伸ばすだけでなく考える野球を選手たちが身につけようとする姿勢もいいです。光舟がまだ打ち解けられずに距離を置いてるところがねw誰よりも御幸から教えて欲しいって気持ちが強いのに近づけない。可愛いですわ。練習では1年と組んでみろと言われ、早速栄純は光舟に声をかけるもお断りされちゃってw栄純としては光舟の秘めた熱さを認めたってのにねwま、光舟としてはまだちょっと自分は栄純を上手くリードするには力不足ってわかってるからのようですが。でも、降谷に誘われれば即OKw確かに降谷の球を受けられる機会があるならぜひ!!!ってところでしょうね。キャッチャーなら降谷の球に興味を持つのは当然。降谷の球を受けてみてその実力を身体で感じる光舟。でも、光舟くんだって初めてで降谷の球についていけるのは凄いこと。降谷も投げやすいと感じたようで。ほぉ~~~~性格的に相性が合うってことでは無いと思いますが、光舟の捕手としてのセンスはかなり高そう。投手に気持ちよく投げさせるってのは実はちゃんと考えての気配りがありそうですもん。由井もなかなか面白いですし捕手が揃ってるのは頼もしい。この1年の捕手たちがどう育っていくのかも楽しみです。どっちも身体が細いのが気になるところだけど。試合では降谷はまだムラがあるようで。良い時は手を付けられないけど悪い時は全然ダメ。これでは一発勝負のトーナメントではエースとしては使えないようですね。本当のエースになるためにはそれを乗り越えなくてはならず。一方、栄純の方は、調子が悪くてもそれなりに組み立てて投球できる術を手にしつつあるようで。ナンバーズは完成してないまでも全国レベルを相手に試してみたいと思わせるくらいには出来上がってきてますv片岡監督はGW中の一番強豪校との対戦に栄純を先発として指名。一番調子のいい投手を使うってことでしたから栄純が評価されたようです。降谷は先にスタートを切りましたが現在足踏み中ですし、先を超された栄純でしたが、地味に練習を重ね、自分なりの武器を磨きやっとエースとして認められるかどうかの場が与えられることに。さぁどんな投球を見せてくれるんでしょうね。栄純の成長も楽しみですが、チーム全体がどう強くなっていくのかも楽しみです。