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薔薇色のつぶやき

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2013年09月15日
XML
カテゴリ:進撃の巨人

かなりオリジナル 入れて来ましたね。
原作読んでると、これはこれでわかるけどキャラが完全に変わってる。。

あの崩壊の笑いは悪くはないけど(アニメからの人には違和感無いと思われますが)
私は やっぱり自分が疑われていたのだとハッキリと自覚し、自分を自嘲するかのような
二チッって笑いがあまりにも不気味で印象的だったんですけど。。
全然 流れが違ってびっくり仰天でしたわ。

しつこいけど 私は 原作の男前ミカサが好きだし、クールアニが好きです。
彼女たちが 背負って来たモノのさを感じさせてくれるから。。

ま でも アニメ化にあたり、女の子キャラが可愛くなるのは仕方ないと思ってます。

っということで いきなり原作との比較から入ってしまいましたけど、今回も そんな感じで
感想いきます。

苦手は方は くれぐれもご注意くださいませ。

 

なかなか起きられないアニ。
ここから今回の伏線は始まってるんですよね。

アニは極端に疲れているというか、消耗しているってことですね。
理由は もちろん、巨人化してエレンと戦い、リヴァイにもかなりやられたから。

前回の涙を流す女型の巨人が切なかったです。。
多くの者を手にかけ、それでもなさねばならないことがあるから 敢えて悪者になったという
のに目的を遂げることができなかったんですもんね。

時間通りに行動出来ていないアニを マルロは「弛み過ぎ」だと。。
おや、マルロに杉田さん。。

マルロってモブかと思ってたんですが、今後、もしかしたら活躍する人になるのかしらん。とりあえず、今回は重要どころの人ですもんね。

アニがマルロに対し 「あんたは正しいことを言うから正しい人だと思う」って 結構 長めに
話をする場面があるのですが それはカットでしたね。


代わりに 賄賂のオリジナル展開。

憲兵団内部の腐敗ぶりがよくわかるようになってましたが、アニの話があることで マルロが
「全員が正しい人であることを前提とした仕組みに問題があるのなら 変わるべきは人じゃ
なくて、仕組みの方なのか・・・?」

って考えるところが 無くなってしまったのは残念。

ここ、結構 重要なとこだと思うのですけどね。

組織の腐敗、もっと突き詰めれば その組織をまとめてる上層部に問題があるんじゃない
のかってことですからね。。

アニが珍しくたくさん話をするってところも 彼女の置かれている状況とか 流されるような
弱い奴でも人間だと思われたい
ってとこも 彼女の内面を知るのに大事かなと思うんです
けどね。

アルミンが アニに接触してきます。

アルミンの表情はく・・・
原作を読んでいる時は エレンを逃がすというトンデモナイ作戦を決行しようとしているから
だと思っていたんですが、違ったんですよね。

後でどれだけ びっくりしたことか。

アルミンは 最初からアニをいだすことを目的としていたのでした。
アルミンの申し出に乗ったアニでしたが、その手には指輪をはめます。

アニメでは アルミンが一瞬 視線をしましたね。
あれは アニを騙そうとすることへの自責の念を表したのかな??

原作では ずっとアニを凝視なんですけど。

エレン、ミカサと合流し、4人は市街地を歩きます。
途中、地下へと続く階段を下りますが、アニは地上を行かないのなら協力をしないと立ち
止ります。

「暗くて狭いところが怖いなんて言うなよ」とエレンはアニについてくるよう急かしますが
「あんたみたいな勇敢な死に急ぎ野郎には か弱い乙女の気持ちなんてわからないだろうさ」
とアニ。

敢えて「か弱い」と自分を表現したのは 自分も流されてしまう弱い奴だと言いたかったの
でしょう。

「さっさと来い」と叫ぶエレンに ミカサが「叫ばないで」と制止しますが、アニは
「大丈夫でしょ?」っと。

さっきから辺りに人がいない不自然さにアニは気付いていたようです。

アルミンに言われた通りに行動するも ずっと周りを警戒してたってことですね。

人がいないと言うことは 街の人は避難していて、周りを調査兵団が取り囲んでいるという
ことだと察したようで。

「まったく 傷つくよ」

いつから自分を疑っていたのかとアニはアルミンに問います。

アニを疑い始めたのは 生捕にされていた巨人が殺され 訓練兵が立体機動装置の点検を
受けた時、アニは自分のものではなく、マルコの立体機動装置を出していたから。

その時、すぐにアルミンが行動しなかったのは おかしいと思っても仲間であるアニを
信じたかったから。

が、アルミンが躊躇したために その後、女型の巨人を出現させることになってしまって
多大な犠牲を出すことになってしまった・・・。

1か月前に アルミンが行動すれば アニを捕まえることが出来たかもしれない。
アルミンは自分が躊躇ったことを 後悔したでしょうね。。

でも、アニだって、自分を殺さなかったから 今こんなことになっているんじゃないかとアルミン。

アルミンを助けたのは 彼女にとってはエレン以外の人間は殺す対象でしかなかったので
しょうが、アニはアルミンのことを「弱いくせに根性ある」と認めていたし、またアルミンに
「実は結構 優しい」と言われたことから できれば殺したくないという気持が生まれてしまった
のでしょう。

まさか そのことでアルミンに追い詰められることになるとは思ってもみなかったでしょうし。

アルミンを殺しておかなかったことを後悔するアニ。
「戦士になり損ねた」と。。

アニが 自分が女型であることを認める供述を始めているというのに、エレンはまだそれを
信じることが出来ず、巨人でないことを地下に入ることで証明しろと言います。

エレンは 仲間だと信じていた者が 仲間を殺す巨人であったなんて信じたくないのでしょう。

アルミンも まだ話し合うことができると アニを説得しようとしますが・・・
アニの目的や持っている情報を開示し、味方に寝返るってこともあり得ないわけじゃないの
ですからね。

けれど、アニは動かず。。

ミカサが痺れを切らします。
「これ以上 聞いていられない。不毛・・・」

ただでさえ、エレンに技を教えたりして、面白くない存在だったアニが 実はエレンを傷付け
浚おうとした女型だったと知っては ミカサとしては殺さずにはいられないでしょう。

「もう一度 ズタズタに削いでやる 女型の巨人」

原作では ミカサの言葉を暗く、やりきれない表情で聞いてるアニが ここで 二チッって
口元だけ笑うんですよね。

アニにだって 巨人化して人類を殺さなくてはならない理由が何かあるはずで、決して殺戮を
楽しんでいるわけではないでしょうに。。

それらの人には言えない理由を隠し、飲み込んで 敢えて巨人となるアニの救いようの無い
刹那的
な表情がいいのです。

誰も私のことなど理解できないだろうに 好き勝手言っていればいいとでもいうような・・・

 

アニメでは 顔を赤らめて嗤うんでビックリしてしまいましたよ。。

全ての感情を押し殺して ただただすべきことを遂行するのがアニだと思うのですけどね。

でも 演出としては悪くは無いと思います。
アニメのミカサが 可愛らしくなりすぎてる時点で これはもう受け入れるしかないと。

「私があんたの 良い人でよかったね。ひとまず あんたは賭けに勝った。
でも、私が賭けたのは ここからだから

アルミンの合図とともに 兵士たちが アニ目掛けて集結。
アニの動きを封じます。

いや~~~凄かったですね。
調査兵団の皆さんの動きが俊敏でwwww大笑い

今日、一番の見どころでしたv

アニが巨人化しないよう 自傷行為を押さえこむため猿轡をはめますが・・・

巨人化の熟練度に関しては アニはエレンの比ではなく・・・
仕込み指輪で 親指に傷を付けると 一気に巨人化!!

アルミンの申し出を受けたときに指輪をはめたことから アニはこうなることも想定していた
んですね。

アルミンたちにとってはアニを捕獲するための作戦だけど、それに乗ることでアニにしたら
エレンを浚うチャンスにもなるわけですから。

アニにしても賭けだったわけです。

それにしても、原作読んでる時も思いましたけど、ミカサの視力って相当ですよね(^^;


さぁ 女型の巨人の正体も判明しました。
が、もう一個ショッキングな出来事が8巻にはあるので、多分そこまで一気に持っていくんじゃ
無いかと。

ドキドキの怒涛の展開が続きます!


追記 

23話のアニメオリジナルに関しては 前半のオリジナルシーンは作者の諌山先生も
すごく気に入ってるようで、アニのところに関してはご自身で変更を提案されたようです。

アニに素に戻ってもらって普通の人間らしくして欲しかったようです。
アニメの監督さんは原作の流れの方が良かったそうですが、私も同じくです。 

 






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Last updated  2013年09月16日 23時42分17秒
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