やっぱりこうなったか・・・
ついに 念願のサエコを抱くことになっちゃった爽太。
これまでの感想はこちら。
ホワイトデーはサエコに対する気持ちにけじめを付けて、エレナと付き合うつもりでいた
爽太の前に トランクをもって現れたサエコ。
家を出て来たというサエコは 行くあてもなく・・・
とか言いながら、ちゃっかり爽太の店をチラ見してるところが あざといよね。。
この子のこういうところがないと もっと素直に好感が持てるのに・・・。
どこか安いホテルを探すと言うサエコを見送りますが、サエコが明らかに自分を頼って
来たことは明白。
爽太は自分が繁忙期に仮眠を取るために置いてる宿泊スペースにサエコを泊めることに。
ま、そうなると思った。
サエコを突き放すことなんて爽太には出来ないよね。。
が、そのことを知ったオリビエは おめでと~~~!!って 大喜びwww
ついにサエコが旦那を捨てて爽太の元に走った~って 思ってるんだけど、当の爽太は
サエコの 本心がわからなくて どうしたもんだかと。。
とりあえず、宿泊スペースにサエコを案内し、自分はエレナの元へと。。
サエコは不安そうな顔を見せますが、コレ以上一緒にいたらテンパって変なこといいそう
だしってことで・・・。
ところが、携帯を部屋に落としてしまったことに気付き、戻るはめに。。
あらら・・・ エライぞ 爽太!って思ったけど、やっぱりね。
すると、サエコはシャワーを浴びていて・・・
これは まずいタイミングで戻って来ちゃたと爽太が思ってるところへ、シャワールーム
から サエコがバスタオル一枚の姿で現れ、携帯はここだと。。
なんとサエコは 爽太が携帯を落として行ったことに気付いてて、それをわざわざ自分が
所持してたんですね。
シャワーを浴びてるってのが またね・・・(^^;
明らかに目的があるとしか思えず・・・
「なんでサエコさんが持ってるのかな?」って問いに「なんでかな」って答えるあたりも・・・
この道のプロとしかいいようがなく・・・
これは大概の男は堕ちるわな。。
携帯をすぐに渡そうとせず、駆け引きめいたことをするサエコに「ほんと やめてマジで」
焦る爽太。 さすがにコレ以上はマズイと思ったんでしょう。
抱きついてくるサエコに「・・・・ないから ほんとに・・・」
コレ以上のことはできない って言ってるつもりだったんでしょうけど、「無理だって・・・!」
といいつつも グイグイ攻めてくるサエコに抗えず・・・。
その唇を受け入れてしまいます。
サエコのバスタオルが落ち、そのまま爽太はサエコを押し倒すことに・・・
床で全裸のサエコの上にコートを着たままの爽太が身体を重ねている図はかなりエロい。
そのまま そこで1回やっちゃったのか、ベッドへ移動したのかは分かりませんけど、
とりあえずベッドで抱き合う二人。。
これはもう不可抗力というか 仕方ないよね。
元々宗太はサエコが好きで、サエコも満たされてなくて、どんどん爽太に惹かれてしまっ
たんだから。。
このふたり、どちらも貞操観念ってのをあまり持ち合わせてないし・・・。
そもそも貞操観念ってのも 誰に対してのものかって話だし。
相手のことが大切であるから守りたいと思うものだろうけど、そうでなければただの縛りで
しかなく。。
ただ サエコには同情するけど、旦那としっかり向き合ってないのは どうかと思うわ。
自分の気持ちを伝えず、分かってもらおうとばかりするから こういうことになるんだと。
思いっきりケンカすればいいのに。
そして 完全に駄目だわって相手にも理解してもらって別れてから 爽太に向き合えば
いいのに。
旦那から逃げてるだけではね・・・
爽太だって、一応 エレナがいるんだから、エレナに対してはちゃんと自分の口から話を
するべきだよね~~
爽太は ついに妄想男が間男になり下がったって思って。。
爽太の場合は昇格なのか!?ってのが笑えるwww
明日には もうケロっとして自分の手から離れていってしまうかもしれないサエコだけれど
それでも 生まれ変われるなら彼女の赤血球になりたいと思うくらい好きなのね。。
いや~~お見事。
何だかんだいっても この絡みつくねばねば感がクセになるwww
翌朝、サエコが泊まったことを知る薫子。
爽太は自分は 実家に帰ったといいますが、オリヴィエがポロっと・・・(^^;
薫子は怒りから(彼女が怒るような立場でもないんだけどね~)店に不倫女が泊まってる
って 爽太の父に電話。。
それもどうかと思うけどね・・・
薫子も 大人げないというか この人もわからんわww
頭の中だけで恋愛してる人だからね。
爽太父は様子を見にやってきますが、これがまた笑える。。
サエコは部屋を貸してもらったお礼にとトイレ掃除をしてて・・・
爽太父にも、アテもなく飛び出してしまった自分を泊めてもらい本当に助かりましたと感謝。
その手には痣が・・・
爽太父は サエコがDVから逃れてきたと思ったようで・・・
いつの間にか「サエコちゃん」呼びしてるし、爽太にも「ああいうことに関わったのなら、
中途半端にしないでちゃんと面倒みてあげなさい」とか言っちゃってるしwww
薫子さんもびっくりwww
サエコの能力は計り知れないww
ついに薫子は 直接 サエコに対峙。
でも、二人のいう「本気」って言葉が噛み合わず・・・
「遊び」か「本気」かと問う薫子に サエコは「好き」に遊びとか本気とか考えたことがないと。
自分と全然考え方の違うサエコに対し、最低の女だと思う薫子でしたが、逆にサエコに
どういうのが「本気で好き」ってことなのかと訊かれると・・・
見た目とか雰囲気とかに関係なく中身そのものを無条件で愛することとか・・・っと 考えた
ものの、自分もそうでは無いことに気付きます。
自分も爽太がフランスから帰って来て、カッコよくなっていたことで好きになったわけだし。
見た目じゃないってのは 自分が綺麗な部類に入らないことへの言い訳染みた考え方
ですもんね。
僻みとも取れる。
相手の幸せを願うことだと思ってみても じゃあ 自分は爽太の幸せを願っていたのかと
思えば サエコと上手くいくといいなんて思ったことも無ければ、エレナの件もソッコ―
破局すればいいと思ってて・・・
それどころか、どうせ自分のものにならないのなら 不幸になればいいとすら思ってて。
薫子は 自分の どす黒い情念に気付きます。
チャラい主婦やモデル女なんかより よっぽど爽太のことを真面目に好きなつもりでいた
けれど サエコと変わらないどころか サエコ以下だったと・・・。
薫子は モヤモヤした気持のまま 爽太からの連絡がないから店にやってきたエレナに
サエコがいることを話してしまいます。
エレナは 自分にハッキリ言ったら傷つくだろうと爽太が気を遣ったんだと 身を引こうと
しますが、そんなエレナに薫子は
「結局、図々しい人が勝つんですよ!」って 苛立つ持ちをぶつけてしまって。
それでもエレナは 言いにくいことを教えてくれてありがとうって去っていきます。
ま、彼女も セ●レから始まった関係だったし、元々爽太はサエコが好きなことを知って
いての付き合いだったわけだからね・・・
より好きになってしまった方が辛いよね。。
それにしても 薫子も ほんと残念な人でwww
彼女に対するオリヴィエの対応が大人で惚れるわ。
サエコの旦那・吉岡が店にサエコを探しにきたことで、爽太は 吉岡が自分がサエコに
贈ったチョコを食べたことを知ります。
あのチョコを吉岡とシェアして食べていいたのかと爽太はショックを受け・・・。
サエコには それはして欲しくなかったんだろうね。
実際は 勝手に吉岡が食べちゃって、それが引き金になってサエコは家を出たんだけど。
吉岡が来たことを伝えるとサエコは 「巻き込んで ごめん」と。
爽太は自分を「共犯者」とすら認めてもらえないのかと、寂しく感じます。
本当はサエコは吉岡のことが好きなんじゃないのかと思い サエコの反応を見るために
「もうそろそろ帰った方がいいのでは」と言いますが・・・
サエコは 逆に爽太が自分を離そうと思っているのだと取り、「明日帰る」と・・・
その顔は爽太が今まで見たこともないほど無表情で・・・・
いつもニコニコしている顔しか知らなかった爽太は サエコの隠れた一面を見た思いに。。
その瞬間 全てがどうでもいいと思う爽太。
あなたがどこの誰で結婚してるのかどうかとか
俺がどこの誰でどんな仕事をしてる男かとか
どうでもいい ただ俺は あなたが好きだ
ああ これが恋だと爽太は思います。
正も誤もない これが、恋だ
吹っ切れた爽太は もう駆け引きとか必要ないことを知ります。
好きな人に好きって言えることは こんなにも心地いい
これまでの爽太は 頭でアレコレ考えて妄想王でしたもんね。
サエコへの想いを隠さず、全てサエコに向ける爽太。
これは これでよかったのかな。
薫子は関谷から 3か月もしてから帰って来た返信メールにどう対応していいのか苦慮。
サエコにふっと意見を訊くと・・・
その答えは 的を得ていて、しごくまとも。
よくよく考えてみるとサエコの意見は前向きだし、サエコが努力してる人に見えてくる薫子。
実はサエコは 自分よりは確実に前や上を向いている人で輝いていると目から鱗。
薫子は サエコの意見を取り入れて行動してみることにしましたwww
あら~~~薫子さんもついに硬い殻を破る時がきたみたいです!!
サエコは好きにはなれないし、ドロドロの展開が進んでるようではあるけれど なんか
スッキリした感じで、面白くなってきたかもwww
またもや、続きが楽しみです!!
水城せとなさんの作品は 「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」が一番
好きなんですけど、なかなかこの作品の感想まで手が回らない(^^;
好き過ぎてまとめられないんですよね。。