ムッタwwww
前巻でカッコいいこと言ってたのに「エディの目を見てれば大体わかる」
なんてね。
それなのに、単に偶然二人の会話を聞いてしまってただけだったなんてw
さすがムッタだよwwww
つまり、カルロの行方不明の理由をエディが知っているってことはムッタは
最初からわかってたってことだよねw
これまでの感想はこちら。
新生“ジョーカーズ”の月への出発まで50日を切った。
六太を始めとしたメンバーは、カルロ不在のまま進む訓練に違和感を
拭えない。
互いに噛み合わないまま、バックアップクルー・モッシュのメンバー入り
に決定が
下されようとしていた。
はぐれ者の集まりだった“ジョーカーズ”にいつの間にか結ばれていた
信頼。
その絆がバラバラになったまま、月へのカウントダウンが刻まれていく…。
カルロは余程の理由がなければ、訓練を抜けたりしないと思っていたら、
父親の最期を見取るためイタリアへ帰っていたんですね。
普通なら堂々と理由を言って父親の元へ行けばいいのに、それをしなかった
のは、なんとカルロの父はマフィアの幹部だった・・・!?
これがばれたらクルーを外されるどころか、宇宙飛行士名簿から抹消されるかも
しれないってことでカルロはこっそりと会いに行ったようです。
へぇ~~~そうなんだ。。
カルロは暴力行為が嫌で父親と縁を切り、名前も国籍も変えてアメリカへ渡り
宇宙飛行士になったようですが、それでも最期だという知らせを受けてイタリアへ
急いだんですね。
カルロの父は刑務所の中の病室にいて、息子が宇宙飛行士となって戻ってきた
ことをとても喜びます。
カルロは冷めた様子なんだけど。。
父親は最期に俺が死んだら開けてくれと自宅のクローゼットの金庫の鍵と
なっている金の指輪をカルロに託します。
遺産ではない何かがそこにあるようで・・・。
父の死後、カルロはバッジ、新聞記事、ビデオカメラ、8ミリテープを見つけます。
テープを再生すると、若き日の父の姿が同僚とともに映っていて・・・
父の本当の名前はレオ・グレコ。
マフィアを捜査する警察官で無期限の極秘任務のために身元が割られないよう
名前をルチアーノ・ゴッティに変え、潜入捜査を開始することが語られていて・・・
うわ、これにはビックリ!!
警察本部での彼の在籍情報は一度完全に抹消され、任務が開けたらヒーローに
なれるはずだったのに、彼の相棒が警察内部の人間に殺され彼は警察に戻れ
なくなったのか、嫌気がさしたのか・・・
そのままマフィアの人間として生きていくことにしたようで・・・
父の相談役であった男によると父は一度も人を殺めたことがないだけでなく
脅しすらしなかったとか。
他の者が暴力行為をするのを逆に諌めていたくらいで、一人、組織の改革を
しようとしていたのだとか・・・。
父が暴力行為は一切せず、頭を使って問題にあたるようにしていたことを一切
カルロは知らなくて・・・
父と縁を切ったとき、何気なくカルロ・グレコと名乗ったのも、遠い子どもの頃に
覚えた父の本当の名前を記憶してたからですよね。
最期に父がカルロに「グレコって名字はどこから付けた?」って訊いてたんですが
カルロは何気なしにつけたと言ってましたが、父親はカルロが自分の本当の名字
を覚えていたこと嬉しく思ったことでしょうね。。
頭がキレたルチアーノがヘマをして掴まるとも思えず、死期を悟った彼は息子に
会うためにわざと掴まったみたいです。
本当のことを告げる時がきたと思ったんでしょうね。。
彼はずっと黙って、息子が自分がから離れていく時も辛かったでしょうが何も
語らずにいたとは・・・
うう・・・泣ける。。
やっぱり宇宙兄弟泣ける・・・。
カルロは何事もなかったかのように戻ってきますが、既にカルロの抜けた後には
バックアップクルーが入っていて。。
このクルーが優秀なんだか、出来が悪いのかよくわからないのですよねwww
完璧主義者なんだけど、“ジョーカーズ”にはまるで合わないwww
超真面目人間がちゃらんぽらんの集団に投下されたものだから、全然かみ合わ
なくて・・・
訓練も上手くいかず・・・
みんなはカルロに戻って欲しいと考えてることでしょうね。
でも、その決定権はクルーには無く。。
月まで残り1カ月となり、みんなは地元に表敬訪問。
ところがカルロは戻る実家もなく、1週間で遅れを取り戻すと・・・
カルロも絶対に月に行きたいはず。
なんとか“ジョーカーズ”のメンバーとして月に上がって欲しいものです。
ムッタは日本でシャロンに会いますが、もう表情を変える筋肉を動かすことも
出来なくなっていて・・・
そろそろ人工呼吸器をつけなくてはいけなく・・・
「動けないまま機械に生かされて、私の生きてる意味はあるのだろうか?」
あれほど生き生きとムッタたちを導いてくれていたシャロンからは想像がつかない
ような弱弱しい言葉。
でも、シャロンは同じ病気の先輩に会い心強い言葉に救われることに。
「視力が落ちたらメガネをかけるように、息が出来なくなったら呼吸器をつければ
いい。」
「人は何のために生きているのか?」
昔ムッタは疑問に思ってシャロンに訊ねたようです。
その時、シャロンは「誰かに“生きる勇気”を与えるために生きている、誰かに
勇気をもらいながら」と答えてくれたようで・・・
それを思い出すムッタ。
そして「この先また怖くなったり“生きる意味”に迷ったとしても、最後には必ず
生きることを選んで欲しい」といいます。
「生きてて欲しいんだ」
照れながらも、昔シャロンが自分にしてくれたようにシャロンを抱きしめるムッタ。
ああ・・・人って与えたものが還ってくるんだなって思いますね・・・。
シャロンがムッタやヒビトに与えたものが今度は二人からシャロンに還ってくる。。
また泣ける。
もう、いい話だわ。。
ムッタしっかり月へ行けよ!
そろそろ、ヒビトの話もよろしく~~~