今回は小谷城の攻略がメインでした。
あれ~これってまだのエピソードだっけ?とか思ってしまいまして。。
「信長協奏曲」とごっちゃになってるようです。
あちらのが進みが早いですからね。
これまでの感想はこちら。
室町幕府を滅亡させ、元号を「天正」に改元した信長は、
敵対する浅井・朝倉を討ち滅ぼすべく近江に出陣。
浅井長政は堅城として名高い小谷城に篭城を決めた。
信長、長政、お市。3人の運命を決める最終決戦が始まる!
楓が残したメッセージによって、信長は大嶽城を攻めることに。
それによって朝倉軍は撤退。
その間に信長はケンを小谷城に忍び込ませ、浅井の真意を確かめて来いと
命令。
相変わらず、信長の言うことは無茶が多い(^^;
ケンはお市と接触し、正式な使者ではないため、信長の心を伝えるための
料理を作りそれをお市に託します。
長政が大名ではなく、織田の家臣に「変わる」のであれば生き延びられるという
もの。
長政はお市が料理をしたということでややうろたえますが、よほどお市の作る
ものは評判が・・・
が、今回お市が盛り付ける料理は目新しく長政は喜びます。
けれど、さすが三品目にかかると、これはお市ではなくケンが作ったものだと
見抜きます。
そりゃいつもと違い過ぎってことなんでしょうね。
ならば信長の真意が隠されていると考え警戒する長政・・・。
お市から「信長の下につくのならば」という意味であることを伝えられた長政でした
が、それは出来ぬと即断。
長政は信長の隣にいたかったようで・・・
でも、あの時代、信長と対等にいられるような大名はそうそういないですよね。
お市もまた長政と共に死ぬ覚悟を。。
ケンは歴史通りであれば信長が浅井を滅ぼすことになるのはわかっていたため
本心では長政には家族のために生きて欲しいと望むものの諦めることに。
せめてお市とその娘たちだけは助けようと全力で家族を引き離す決意をします。
ケンが戻ると信長は朝倉を追撃しただけでなくそのまま殲滅。
信長は浅井に残ったお市たちも共に滅ぼすつもりでしたが、ケンは主家の方を
殺してはならないと進言。
ならば策を講じてみろと信長。
小谷城は堅城なため簡単には攻められないとみる信長でしたが、秀吉が浅井
親子を分断し、長政に交渉させる策を考えます。
ここらあたりは史実通り。
秀吉の軍にケンも同行。
あっという間に京極丸、小丸と落とし秀吉は本丸に迫ります。
長政は娘たちだけを先に秀吉に引き渡すことに。
ここも有名なエピソードですよね。。
嫡男・万福丸はこっそりと逃がされますが、これがまたね・・・
辛いんだ。。
実の兄によって旦那との仲を引き裂かれ、息子を殺されるって・・・
なんで戦国の世はこんなにも厳しい生き方を迫られるのでしょうかね。。(><)
信長は特に激しいですし・・・
ケンは何とかしてお市も助けだそうとしますが、お市は娘たちと共には現れず。
そこで、抵抗しているのは誰で説得すべき相手は誰なのかを考えます。
ケンは、長政へ降伏勧告を出すよう秀吉に依頼します。
裏でケンが動いてたってことなんですね。
使者として迎えられた秀吉とケン。
本来、降伏しないつもりなのに使者を迎え入れた本当の望みは何かとケンは
長政に問います。
ケンには「お市を強引に連れ出して欲しい」ということだとわかっているものの
それではダメだと考えていて・・・・。
無理に引き裂けば鶴の夫婦のようにお市は長政に捕らわれ、抵抗を続け
いつか死を選んでしまうと。
料理を通し、長政にそれを伝えます。
「お市様に生きて欲しいと願うなら、あなたがお市様を突き放さなければ
いけない。」
ケンからのメッセージに長政は腹を決めます。
「織田家へ帰り、浅井の血を守るために三人の姫を守れ」と
共に彼岸までと決意したお市を冷たく突き放す長政。
が、お市はそれが長政の愛であり、自分の頑なな想いが長政にそのような行動を
取らせているのだとわかっていて・・・
これ以上、長政を苦しめてはならないと自ら兄の元へ行くことを決断。
まさに断腸の思いでしょうね
お市が去った後、長政は「もっと早くにお市を織田家に返さなくてはならなかった」
とケンに言います。
共にいるというお市の言葉に甘えてしまい、それが出来なかったのだと。
ずっと自分が言うべきであった言葉をケンが押してくれたことに長政は感謝します。
その姿に長政もまた自分と同じここに生きているただの一人の男だと感じ、ケンは
長政にあることを告げます。
自分は遠い未来から来た者で、これからしばらく太平の世がやってきて
260年と続く戦のない世の礎を作るのは浅井の血を引く三人の娘であると。
長政はケンの言葉を世迷言だと言いますが、もしそんな未来が待っているのなら
ここで死んでおくのも悪くないと穏やかな表情に。
ああ・・・辛いよね。。
せめてケンの言葉で長政が安らかな気持ちになれたのならと願いますが、史実に
ケンはいませんもんね。。
戦から戻り、さすがに今回はこたえたと思うケン。
夏に弱音を吐くことに。
自分もまた夏の存在に甘えているのだと・・・
この後、秀吉が木下姓から羽柴姓に改名するのですが、そこでもケンが一役
買うことに。
秀吉の正妻・寧々を持ち上げ、ご機嫌を直してしまうとは。。
ケンの料理は万能ですわ。
そして、やっとケンにも休息の時間が・・・っと思ったのに、石山本願寺に捕えら
れた楓の件で、ケンが使者として本願寺から指名されます。
要件はケンに石山本願寺のものになれというもの。
顕如は、ケンがようこと住む家を用意するし待遇も織田と同じにするといいますが
ケンは断ります。
すると顕如は、楓を生かして返すわけにはいかないと言い出し・・・
楓はケンを手に入れるための餌だったんですね。
とりあえず顕如は帝に献上する料理をケンに作らせることに。
ようこには台所を案内させ、彼を説得しろと。
いよいよ、ようこからケンの過去が語られました。
ケンは京都のホテルのレストランの副料理長だったようです。
ようこは自分とケンの関係を話始め・・・
って、ここで終わるのか!?
うわぁ きっつい(><)
早く次巻が読みたいです!!
ようことの関係を聞かされたケンはどうするんでしょうね??
記憶がないのだから、ケンがようこに傾くとも思えず・・・
ようこも悪い人ではないと思うのですが、ケンには夏と一緒になって欲しい
ですわ。
石山本願寺にケンが行くことになったとしても、そのための条件として夏を
呼び寄せるってケンが言ってくれないですかね。
ケンの今後が気になるところですが、まだまだ信長は元気なので先は長いと
思われ・・・・