すっごくおくれましたが「キングダム」37巻感想です。
ボロっボロの飛信隊と玉鳳隊。
ついに三日目が始まりました!
今回は王賁が踏ん張りましたね!!
これまでの感想はこちら。
大将の謄ですら、自分の配下の三隊がどう敵本陣を攻めるのかわからない
と言ってる状況。
魏の霊凰がいくら謄の軍に探りを入れようともその作戦を読むことはできず。。
前日、紫伯の槍を受けケガを負ったものの、再度、自ら紫伯を討つための策を
立てる王賁。
関常隊一千を中央に移し敵中央五千を叩き、背後から王賁が紫伯へ迫ると
いうもの。
関常は王賁の槍では紫伯には勝てないからここは大将・謄に三軍同刻突破の
作戦中止を請い、一度体勢を立て直し、北の王翦軍に援軍を頼むべきだと
進言。
これ以上作戦を続ければ大敗の原因を作った戦犯としてその名を大きく汚す
という関常でしたが王賁は一歩も引かず。
「危険を冒し無理に見える戦局を覆してこそ名が上がるのだ」
つまりはここで引いてるようではこの先、王賁が目指すところへは辿りつかない
ってことですよね。
だから、ここは命懸けで前へ進まなくてはと。
翌日、やはり紫伯と闘うと王賁の方が押され・・・
が、王賁は下がらず、紫伯を討ち取りその先も大いなる勝利を手にし続ける
と言います。
後退などしている暇はなく、易い戦の勝利でも足りない。
王賁が目指すものは中華に名を刻む大将軍。
「“王”家の正当な後継ぎとしてのこの王賁の責務だ」
なぜ王賁が生き急いでるように思われたのか、やっと理解する関常。
目指すところがとてつもなく高いとは思ったでしょうが、でもこんな宣言をして
くれる主に痺れないわけがないですよね。
しかも王賁は紫伯の槍を型で捉え始めます。
それは幼い頃からの弛まぬ修練と努力の積算の結果。
父・王翦が気まぐれで槍の修練中だった王賁に言葉を掛けたことが切っ掛け
だったようですが・・・
言葉をかけられることは本当に珍しいことだったようで・・・
その日から彼の修練は始まったのですね。
小さい王賁がかわいい。。
王賁には実は僅かながら勝機が見えていたのですよね。
紫伯が“生”を拒絶してる人間だと気づいたこと。
人は本能として急所を守る反射を見せるのに紫伯にはそれがない。
つまり入り込みさえすれば点を貫く王賁にとってそれは致命的な弱点。
槍の使い方の違いがここで出たようで・・・
王賁の槍が紫伯の心臓を貫きます・・・!
死に場所を求めていた紫伯もようやく季歌の元へと・・・
ついに王賁が敵将・紫伯を討ち取ります!
身体はボロボロですけどね(><)
が、休む間もなく敵本陣へと。。
その頃、信も凱孟と交戦中。
自ら凱孟や魏軍を引きつける囮となる信。
裏で羌瘣の右翼が離れ、敵本陣へ。
敵を前に取り残される信たちでしたが、ギリギリのところで援軍が!
ヒヤヒヤものでしたがなんとか貂の策がハマったようで。
そして、録鳴未軍も敵本陣を攻撃。
謄軍が主攻だと捉えていた魏軍は三軍同刻攻撃に大慌て。
羌瘣が一人本陣へ突っ込み大将と思われる男を斬るもそれは鳳明の偽物。
本物は一足先に逃げていたんですね。
魏軍の本陣を落としたということで秦軍に勝利が伝わった頃、鳳明は霊凰と
合流。
本陣は奪われたものの、そのために謄軍は丸裸。
援軍の来ない今、一気に叩けば形勢は逆転と考えます。
っと、ここで信がwwwwww
どっから現れたんだよwww
ってくら突然にやってきました。
たまたま敵将に出くわしラッキーなことで。
すると、なんとここで鳳明は霊凰に「鳳明さまお逃げを!」っと叫び、師である
霊凰を自分の身代りにします!!
鳳明を討とうとしていた信は、咄嗟に霊凰を討つことに!
信は棚ボタのような武功をあげることになりましたが、それにしても恐るべし
鳳明です(><)
魏軍の撤退によって、秦軍が勝利。
ここから秦国は魏国の弱体化を企てこれまでの均衡を崩すことに。
そして、咸陽では・・・
新たな動きが。。
来年の政の加冠の儀を前に、後宮から太后が現れると太原に勝手に国を
造っちゃいました・・・
あの偽宦官のおっさんとの間に子供まで産んで。。
さぁ中華統一に動きだした秦国でしたが、内政は大荒れ・・・!
どうなることやら・・・ですよね。
YJでは今週は「キングダム」お休みでした。
残念。